最近、夏本番の暑さを感じさせる瞬間もちらほら出てまいりましたが、
駅の自動販売機の前で、とある光景を目にしました。
自動販売機の前で、おそらく様子から
なんらかの障害をお持ちのお子さんが、
硬貨と自動販売機を交互に見つめながら、立ち尽くしていました。
「何か飲み物が買いたいのだろうか」と思い、
声をかけようと近づいてみたのですが、
その横には明らかにカタギではなさそうな配色のスーツをまとった
お兄さんが少年に幅寄せをするかのように立っていました… (((( ;゚д゚)))アワワワワ.
もしかして…
お兄さんのお知り合いなのだろうか…と思いながら
お声がけするかどうか迷うこと7分(笑)
その間、そのお兄さんは少年に声をかけることもなく、
ただ横にピッタリと立って、ただならぬ表情を浮かべていました。。。
(こ…こわすぎでしょう…ヾ(。>д<)シ )
私と同じように声をかけようと思いつつも、
そのお兄さんの気配に圧倒されて、少し離れて見守る大人がちらほら…笑
ついに!
その少年が無事、ジュースを購入!!
「あぁ、よかった・・・」
と思い、私もその場を立ち去ろうと思ったのですが、
例のヤクザ風のお兄さん、なんと、満足そうに微笑んで頷いて立ち去ったではありませんか!!!笑
ただならぬ圧を醸し出して、
あの少年がゆっくりジュースを選べるように、
周りの人間を近づけないようにしていたのでしょうか…!
なんという、「見守り力」と愛情深さ!!
コロナ差別だとか、色々とよくないニュースも目にすることもありますが、
なんだかとってもほっこりする「事件」でした。
ヤクザ風お兄さん、ありがとう。
でも、本当に顔と服装、怖かったですよ。笑
人事コンサルタント
金森秀晃