2004年のM1グランプリ覇者のアンタッチャブルというお笑いコンビに、山崎弘也(通称ザキヤマ)さんという方がいらっしゃいます。
昨年10年ぶりに復活漫才をしたと話題になったそうです。
私自身はテレビでなんとなく拝見したことがあるかな・・・
くらいなのですが、先日スタッフが朝礼のスピーチで
成果を出す人の条件について
この方のケースを使って話をしてくれました。
山崎さんの特徴としては
・先輩芸人からも「あいつはすごい」と憧れられる
・他の芸人の持ちネタをパクって使う
・パクリネタを何度も使い、しかも本人よりも笑いをさらってしまう
・本番中にうるさいと司会者や同業者を怒らせるくらいしゃべり倒す
などなど、一般的にタブーとされるところを
笑いに変えてしまうパワーがあるのだそう。
ポイントとしては「ハート」と「量」なのだそうです。
①ハート:空気を敢えて読まない強さ
”スベる”ことも笑いに変えようとする
②量:ボケの手数が半端なく多い
最初は笑いが小さくとも何回も出して、最終的に大きな笑いに変え、番組全体の流れを作ってしまう
ともすると、収録時間中ずっとしゃべっているのだそうです。
芸人という職業から考えると、
もしかすると当然といえば当然なのかもしれません。
大人になると、本来持っていたはずの欲をなかったことにせざるを得ない(と思い込んでしまう)場面が増えるのかもしれません。
ですが、山崎さんのようにどんな状況でも
「楽しいからやりたい!」
「笑わせたい!」と
自分の欲に忠実に生きていることが、
周りの人を惹きつけてしまうのかもしれませんね。
人事コンサルタント
金森 秀晃