先日の台風19号、首都圏を通過していきましたが、
最大級という報道もあり、心配された方が多かったのではと思います。
台風が通過した週明けのMTGにて、
弊社のスタッフが、
自分以外のものにエネルギーを傾ける
というのはこういうことだと体現してくれた方がいました。
と話してくれました。
それは首都圏を台風が通過する12日の午前中のこと。
スタッフが必要なものを切らしていたことに気づき、
近所のスーパーに買い出しに出かけたそうです。
やはり、台風が来る直前とあってか、
お客さんはやや硬い表情でパンや卵など、日持ちの良いものを買っていく方がほとんどだったそうです。
こんな時でも欠品がほとんどなく、通常通り営業しているなんて、
やはり管理体制がすごいななどと思いながら
品出しをしていた店員の方に
「いつも通りに営業していただいて、助かります、ありがとうございます」
と声をかけたのだそうです。
すると、その店員さんは
「いえいえ、こんなお天気でもご来店いただいて、ありがとうございます」
と笑顔で返してくれました。
自分に余裕があるときは他者を思った対応ができても、
非常事態の時はもちろん、タスクであふれて自分のことで手一杯に陥っているときに変わらないでいられるかどうか･･･
（危険を回避したい本能的な欲求もあるので、よい・悪いではなく）
そんなことを改めて考えさせられたとスタッフは話してくれました。
いついかなる時も他者を思える人はなかなかいないと思います。
自分はこういう時にイライラする、
いっぱいいっぱいになってしまう、
というのを受け入れながら、
だからこうしよう、と自分のクセに対策をとり続けている人が
いついかなる場面においても、人の心を動かす佇まいになるのだと学ばせていただきました！
人事コンサルタント
金森 秀晃
