私たちの脳は「言い訳をつくる天才」と言われています。
やらなきゃいけないのはわかってるけど、
期日まであと2週間あるし、まだ大丈夫だろう
初めての案件だから、何から手をつけたらいいんだろう
という具合です。
この脳の機能は、種を存続させるに当たり、危機回避をするためには必須の機能ですので、言い訳がでくるのは正常に機能しているとも言えます。
一方、機能だからと着手を先延ばしにしたり、
ほうっておいてもどうにもならないことをそのままにしてしまう
思い当たったら、それは
つけおき症候群かもしれませんΣ(゚д゚lll)
●症状:やろうと決まったことが、1ヶ月以上経過しても進展がない。いつの間にか風化している。
●頻発するタイプ:完璧主義、リーダー層、人当たりがよく「いい人」と言われる人
●よく見られる言動:
・「これからやろうと思っていました」
・「まだ内容を理解してないので着手できません」
・できないことに目が向きがち
・落ち込みやすい(できない自分に落ち込む)
このような状態が見られる要因としては
①自分が100%理解・納得してからじゃないと行動が取れないという思い込み
②初動が遅くなり、だんだんと尻が重たくなってくる
というのが要因として考えられます。
これら二つの思い込みに対策と取ることができれば
漬けおき状態になるということは少しずつ回避できるように思います。
回避するポイントとしては
・30%理解・納得したら走り出しとすること
→100%理解・納得することは、恐らく一生ありません 笑
むしろ、納得するために追求するほど、どんどん疑問が湧いてくることの方が多いように思います。
・初動はその日うちに!
→とにかく関連することを1分でも良いので何かしら着手することです。極端な話、PCのファイルを開いて初動はよしとするのもアリです^ ^
案件に触ったということが、ハードルを下げてくれます。
いかがしょうか?
もしご覧になっている方で、
自分もそうかも…と思い当たることがありましたら、活用いただけましたら幸いです!
人事コンサルタント
金森 秀晃