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【情報共有は種族を救う!?】

【情報共有は種族を救う!?】

最近、人類誕生の謎が解き明かされたり、分かったと思っていたことの新事実が発見されたりと、歴史は常にアップデートしていますね。
先日、休日に偶然見たTV番組で、人類誕生に至るまでの進化を取り上げていた番組がありました。

私たち人類のご先祖様といえば、
ホモ・サピエンス。

電気やガス、水道もなく、
気候変動も目まぐるしい…
そんな時代を生き残ったからには、よっぽどご先祖様は優秀だったのだろうな。
などと、とんでもなく大昔に思いを馳せながら見ていました。

優れる,種族,絶滅

しかし!
同じ時代にもっと強くて優秀な人が生きていました。
それが、ネアンデルタール人です。
・筋骨隆々
・勇敢な性格で、大型動物の狩猟をしていた
・脳が大きい(知能が高い)
と、特徴を見ただけで強そうですよね。

かたや私たちのご先祖様、ホモ・サピエンスはというと…
・細身で力は強くない
・リスクは取らず、小型動物の狩猟をしていた
・ネアンデルタール人より知能が劣る
と、私のイメージよりも弱い…⁇
とご先祖様に失礼ながら、そう思ってしまいました。

しかしネアンデルタール人は絶滅し、
彼らよりも弱かったホモサピエンスが生き残りました。

なぜ…?
生き残った最大の要因は、
「情報共有」にあったんです!

ホモ・サピエンスは、弱かったからこそ群れで行動し、社会を作り、生きるため密に情報共有を行っていました。
自分が見聞きしていない情報を仲間から入手でき、自分も共有し、知識の蓄積やアップデートができていました。
一方のネアンデルタール人は強靭な肉体と知能を持ち勇敢だったがゆえに、基本少数で行動することが多く、新しいケースに都度対処しなければならなかったそうです。

両者とも生きるために最善の策だと信じてやってきたでしょうし、やり方に優劣はつけるべきではないと思います。

情報共有は組織が強くなるために外せない要素のひとつです。

弊社では失敗報告部と呼ばれる失敗の情報共有の場を設けています。
失敗を共有する事で、解決策をもらったり、他の方の失敗を知る事で、失敗への固定概念を変えていきます。
スタッフも今までうまくいかなかったことのヒントになったりと共有が自分を助ける行動だという実感を日に日に感じられるようになっているようです。

弱くても活路を見出し生命を繋いでくれた、私たちのご先祖様に恥ずかしくないよう、取り組んでいきたいですね^ ^

人事コンサルタント
金森秀晃

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