先日、珍しく電車に乗っていると、正面と斜め前に対照的なお二人がいらっしゃいました。
奇しくも、似たデザインのLOUIS VUITTONのベルトをしている二人の男性。
一人は、荷物を横に置き、浅く腰掛け、足を大きく広げて座り、スマホを触っていらっしゃいます。
いわゆる、あまり品のない感じですね。
(ちょっと、小金持ち的な印象を与えてしまいかねないですよね。)
もう一人は、(ガラガラの電車内でしたが)荷物はコンパクトに足の間に挟み、書籍を手にされていました。
さすが、ブランド物を身に着けていらっしゃるだけあって紳士的だなぁ・・・
と思う方が多いかもしれません。
そして後者の男性は、電車を降りる際、
ドアの近くに置いてあった空き缶を回収して降りていくという100点満点ぶり。
(ちなみにその空き缶は一つ前の駅で降りた方の捨て忘れたものだと思うのですが、
その方は空き缶を拾いあげて降りていかれました。)
ここで一つ言えることとは・・・
身につけるもの、持っているもの、所属しているところの価値を、
十倍に見せるのも、マイナス十倍に見せるのも、
その方の佇まいや立ち居振る舞い次第であるということです。
仮に前者の男性が、LOUIS VUITTONのベルトを身に着けていなかったら、
そこまでの悪い印象にはなっていなかったかもしれませんし、
後者の男性が、同様のベルトを付けていなかったら、
「あぁなんか良識ありそうなお兄さんだったね」で終わっていたかもしれません。
(さすが、ブランド物を身につけるだけの方だというプラスイメージまでは、
作れていないかもしれませんよね♪)
諸先輩方に「どこを切り取られても恥ずかしくない生き方を」と言われてきた意味が
ようやくわかったような気がします。
すべては自分の振る舞い次第。
ユニクロとZARAがトップブランドの私ですが・・・笑
かっこよくブランド物も使いこなせるような男に成長していきたいと思います♪笑
人事コンサルタント
金森秀晃