平成が終わり、元号は令和となりましたね!
だんだん慣れてきたところでしょうか?
私は、上皇の最後のご挨拶が、非常に心に残っています。
「今日をもち、天皇としての務めを終えることになりました。
ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。
即位から三十年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。
明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。」
文面というよりは、佇まいと、言葉の放つ力に心打たれました。
天皇陛下はもちろん人間でありますが(笑)、
お話なさっているお姿は、私の目に、非常に「神々しく」うつりました。
何が一体、そうさせるのか?
それは、やはり「役割」の力だと思います。
日本の「象徴」として、生きるということがどういうことか。
「象徴」として、どのように振る舞うべき、どうあるべきか。
毎日「公人」として、30年もの長きにわたり、
生き続けていらした孤独と強さを思うと、本当に胸が熱くなります。
その一つひとつの積み重ねが、
言葉に力をもたらしたと言えるのではないでしょうか。
私たちはどうでしょうか?
「国の象徴」までの役割を求められることがない私たちであっても、
上司としての役割、部下としての役割、
母親としての役割、父親としての役割、子としての役割、など、
様々な役割がきっとあると思います。
「国の象徴」である天皇陛下が長きにわたり、
身をもって示してくださった「役割を果たし続ける姿勢」を、
元号が変わった今だからこそ、
私たちもしっかりと作っていきたいですね(^^)/
人事コンサルタント
金森 秀晃