「私の人生は楽しくなかった。
だから私は自分の人生を創造したの。」
これは、言わずとしれた、ハイブランドの象徴的な存在。
ココ・シャネルが残した名言です。
季節柄、大学生の就職相談にのったりすることも多いのですが、
やはり毎年よく聞かれるのは
「自分にはどんな仕事が合っているかわかりません」
「私の天職とは何なのでしょうか?」
「やりたいことがわかりません」
という内容です。
それに対する私の答えは・・・
「そんなもん、わかる、わけがない」!!
ということです。
(答えを求めてきているのに、ごめんなさいね。笑)
でも、この答えのない問いに、答えがあるとすれば・・・
この3つが上げられるのではないでしょうか。
①マイナスな感情に着目して勇気を持って掘り下げよ
実は私たちがする目標設定には、誰かの価値観が介在していることが非常に多いのです。
しかし、マイナスな感情は完全オリジナル。
ちょっとした違和感、憤りとその背景・理由を明確にすることで
それがクリアになった姿が本来みなさんが目指したい目標となるはずなのです。
だからこそ、マイナスな感情に蓋をせず、向き合って掘り下げて欲しいと思います。
②好きなことを見つけるな、求められることを見出せ
好きなことというのは、目標とも似ていますがこれも誰かの価値観が介在していたり、
たまたま誰かに褒められたりしたものだったりすることが多いのです。
だからある意味、「偶然」の産物と言えるかもしれません。
一方で、求められることというのは、社会の声ですので「必然」です。
運命は偶然ではなく、必然に味方します。
③求められていることに全力で取り組む期限を決めよ
最もよいのは、求められることであり、かつ、好きなことですよね。
これを獲得するために最も効率がよい仕組みが
期限を決めて、求められることに全力で取り組むということです。
全力で取り組む過程で本来自分の心が求めているものに気付くことができるようになります。
①~③を一言で端的に表してくれたのが、冒頭のココ・シャネルの言葉ですね。
つまらない人生を認めて掘り下げて、社会の求めに全力で挑み、やっていく過程で仕事が大好きになっていくというプロセスの体現者だと思います。
キャリアを本気で創っていきたい方は是非参考になさってみてくださいね♪
人事コンサルタント
金森秀晃