勝利至上主義というと、日本では、あまりよいイメージを持たれない方も多いのではないでしょうか。
・勝つことだけがすべてではない
・勝つだけではダメだ
・勝つためになりふり構わずなんてダサい
・結果よりプロセスの方が大事。勝利至上主義は悪だ!
・勝負至上主義は下品だ
そんな声が聞こえてきそうです!笑
しかし、私はあえて、
「勝利至上主義」たれ!!
と今回は申し上げてみたいと思います。
もちろん、勝利至上主義であっても、
勝つために人を蹴落としたり、傷つけたりというのは、
感心しませんし、私は絶対にその方法を選択しません。
(リーダーとして信頼を失いますし、
本当に大切な人を守れなくなると思うからです)
ではなぜ、必ず「勝つ」ことをトッププライオリティに据えなければならないのでしょうか?
それは・・・
勝つことでしか、自分や組織の選択肢を増やしていくことができないから
もっというと、大切な人、大切なものを守れなくなるから
です。
例えばですが、
何よりも大切な自分の子供が病魔に冒されたとき、
高額な医療費
高度なテクニックを有した一流の医師
が一刻も早く必要だとなったとしましょう。
お金も人脈も、人望もなければ、
選択肢はかなり限られてしまいますし、
何よりも大切な我が子を守ることができません。
勝つことで選択肢をもつ。
つまり、勝ちに行くことは、
選択肢のない今の自分との仁義なき戦い
とも言えるのです。
極論すると、
お金を持っていない人間が「お金がすべてではない」なんて言ってはいけない
ということですよね!
(わかりやすい例でいくと、お金をM澤社長ほどもっていない人が
M澤社長のお金の使い方にとやかくいうことは出来ないはずなのです!笑)
手に余るお金を手にした時に、「お金がすべてではない」と気付く
その上で語るのであればわかりますが、そうでないのならば、
まずはお金(結果)を得るために、そこに照準を合わせて、なりふり構わずやってみるべきだと思います。
M澤社長のお金の使い方を批評するより、
M澤社長ほどの選択肢をもてるようになる戦いをしたほうが人生有意義なものになりそうですしね!
最後にひとつ、人材育成会社らしいことを言ってみるとしたら・・・
勝つためには、日々自分を刷新しないといけませんので、
無理矢理にでも勝つことに拘った方が、成長も早くなります。
むしろ、成長するために「勝つ」ことに拘るのです。
成功は確約されていませんが、成長は確約されています。
騙されたと思って、是非一度、勝利至上主義者になってみてください(^^)/
人事コンサルタント
金森秀晃