弊社では、目標達成のためには
修正を積み重ねることが前提であることを
切り口を変えながら繰り返し朝礼などで話しています。
理由はズバリ、「機」を逃さないようにするためです。
コンサルティングを生業としていると、
組織変容というのは一朝一夕で劇的に良くなる
ということは100%!!なく、
得られた結果に対し、修正を積み重ねることで少しずつ変わっていくという
プロセスを理解していないと、いざお客様のニーズに応えるときに
結果を0か100かで極端に評価してしまい、判断を見誤る可能性が高くなってしまうためです。
先日、スタッフと談笑していた時の事
年末年始に帰省したときの話題になりました。
あるスタッフには生後6か月の甥っ子がいるそうなのですが、
この子を見ていて学ばされることが非常に多かったと話していました。
ちょうど寝返りが打てるようになり、
ハイハイができるかどうかの練習中。
うつぶせになったはいいけど、手足をバタバタさせるだけで
前にすすめなかったり、疲れて仰向けに戻れなくなったり・・・
周りで見ていた大人達が一喜一憂する中、
当の本人はその状況を楽しんでるかのよう。
数日すると、明らかにおぼつかなかった手足の動きが力強くなり、
ハイハイがもう少しという所までになっていたそうです。
この姿を見ていて、
人には本能的に修正しながら目標達成する力が備わってることを目の当たりにすると同時に、
上手くいかないことに嘆かず、出来ない状況をありのままに受け入れている姿をみて、
自分にも、もっとできることがあるのだと気づかされました、と話してくれました。
コンサルタントは、人の本来持っている可能性に確信をどれだけ持っているかで放つ言葉の重みが全く変わって来るように思います。
これからの変化を、見守っていきたいと思います!
人事コンサルタント
金森秀晃