『困難は分割せよ』
フランスの哲学者、デカルトの言葉です。
(”我思う、ゆえに我あり”という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんね!)
これは、「難しい問題であっても、詳しく見ていくと手のつけやすい問題の塊である」という意味です。
今日はこの言葉を、私なりに分解してお伝えしようと思います!
課題をドーンをそのまま捉えると、
到底解決ができない課題と感じて、
フタをしたくなるか、
とにかく手当たり次第着手しようとして、
頓挫してしまうというのが多いかもしれませんね。
例えば、夏休みの宿題を考えると分かりやすいと思います。
分厚い算数のドリルが宿題だったとして、
こんなの終わるわけないだろ! そう思ったことはありませんか?
でも夏休みが30日あったとすると、
なんだ、1日3ページくらいやればで終わるんだ!
と見通しを立てることができます。
という感じで、課題の要素を分割することで、
大きく見えていた課題が実は小さな課題の集合体だということが分かると思います。
まずは何がその課題を作っているのかを分割して
解決するには何がネックかを突き詰める。
そしてそのネックを解決するにはどうすればいいのかを考える。
分解したものをいつまでに解決するかを決める。
シンプルな事から複雑な事へと順に着手していけば、
解決する道筋が分かり、前に進むことができます。
今後さらに社会情勢が変化していくにつれて、
仕事も経験したことがあることをやるだけでなく、
経験したことがないことを考えてやる力
というのを求めれることが増えてくると思います。
その時にも役立つ概念ですので
ぜひ活用してみてください(^^ゞ
人事コンサルタント
金森 秀晃