先日、僕がメンタルトレーナーをやらせて頂いているある大学のスポーツチームの勉強会で、
こんな内容をお話をしました。
(http://f-zac.com/sportsmanagement/)
「人に伝えることを諦める人間にスポーツをやる資格はないよ」
チームでスポーツをやっている以上、
・なんであの子にこれが伝わらないんだ
・どうして彼は、彼女はもっと本気になってくれないんだ
・どうしてわかってくれないんだろう
そんな思いに駆られることは一度や二度ではないでしょう。
しかし、そこで
・あぁ面倒くさい、まぁいいや。自分が頑張れば
・本気にならないなら、もういいよ、勝手にしてよ
・わからないなら知らない
なんて、それぞれが見切ったり、諦めたりしているチームは果たして勝てるチームになりそうでしょうか?
どう考えても、ならなそうですよね!?笑
おそらく、スポーツという枠組に限らず、
すべての組織において、「伝えることを諦める」組織は勝てる組織にはなりにくいと思います。
想像してみてください。
上司や先輩が
「あいつにいってもどうせわからないから意味ないよ」
と言っていたり、
部下や後輩が
「上司にいってもどうせわかってくれないから黙っていよう」
と思っていたりする組織は、
どう考えても、あまり良いチームにはならなそうですよね。
どうしたら伝わるだろう、どうしたらシェアできるだろう、どうしたら共有できるだろうと、
時には一時的に伝えたいことのハードルを下げてみたり、
伝え方を工夫してみたりしている人が多い組織の方が、
前向きなエネルギーに溢れて、毎日が楽しく、成果も出そうではありませんか?
社会人になっていきなり身につけようと思うと難しいかもしれませんが、
学生のうちから「諦めない」癖が身に付いていれば
社会に出た際にはすでに最高の戦士になっているのではないか?
そう思うと、
「スポーツを通じて、人生に応用の利くスキルを身につける」
この活動の意義深さを改めて認識させられます。
実際に、これから社会に羽ばたく4年生からは勉強会後、こんな言葉を頂きました。
「諦めないこと。この認識が改めて大切だと思いました。 人間関係を諦めない、この話を聴いていて、本当に何事も特にチームスポーツはここが破綻するとうまくいかないと思いました。」
「これからの残りのラクロスの日々でも伝えることを諦めない。 伝えて相手がわかるように伝えるということを徹底していきたいと思います。 そして、社会に出てからもこの考え方をもっていれば物事に真摯に向き合えると思いました。 自分の中で大切にしていき、諦めずに乗り越えたいです。」
可能性の塊である、若者に少しでも人生に応用の利くスキルを。
お金にはなりませんが(笑)、僕のたまらなく大好きな時間です。
【追伸】
そして、負けられない試合の前の勉強会だったということで、気になりすぎて初・ラクロス観戦!!
球が速すぎて目で追うのが精一杯でしたが、めっちゃかっこよかったです!はまりそう。笑
そして、トレーニング成果がばっちりでて、最高の結果に(^^)/
本当におめでとう!そして、勇気をありがとう!!
人事コンサルタント
金森秀晃