こんにちは!
コンサルティング事業部 バリーこと榊原です。
今日も金森社長ブログをジャックします!
皆さんは…頼みごとをしたら相手を怒らせてしまった経験はありませんか?
実は先日、友人と話していたら頼まれたことに腹が立った話を聞いたのですが、
一方で彼女はそこから、自分の子育てや人との接し方に学びを得ていたんです。
僕は度肝を抜かれてしまったのですが(笑)、今日はそんな彼女からの気付きを紹介させてもらおうと思います。
かいつまんでお伝えすると…
・幼稚園で巾着袋を持ってきてくださいと連絡があり、友人は自分で作った
・あるママ友がそれを見て「うちの子の分も作って!材料費は払うから」と言ってきた
・その言いぐさに、腹が立った
というお話…(;´Д`)
でも、友人は一通り話してくれた後、
「こんなに腹が立ったのも、出来るようになるまで私が頑張ったからであって、
それを生まれた時から出来た事の様に軽く扱われたからなんだなと思ったの。
じゃあ、自分はどうなんだろう?って振り返ってみると、
子供が毎日成長して、出来ることが増えていったとき、初めてできた時は一緒に喜ぶけど、
次からは当たり前になってしまって、「早くして!」と急かしてしまったり、
旦那が洗濯物をたたんでくれても、夫婦だから当たり前、と思ってぞんざいに扱ってないかなって。
だからきっと、あの出来事は自分もそうなってるよと、
気付かせるためのギフトだったんだなと思ったの」
何という事でしょう!彼女は僕が知っているより1000倍大人になっていました!
ZACで研修を実施するときに伺うお悩みの中にも、
「相手(患者・利用者さん)が元気だったころや、
社会人として第一線にいた時のことを想像して接してほしい」
といったものがあります。
現場で働いていると、状況への慣れやもともとの慣習(周囲の職員の接し方)のようなもので「いま目の前の状態」だけを見て言動をとってしまいやすくなるのだそうです。
自分と同様に、元気だった時があることを知り、
そこに敬意を持って接することを知れば、
患者さんや利用者さんをぞんざいに扱うことは、なくなるように思います。
僕も、相手にもそして自分にも「当り前」と切り捨てないように気を付けないと!と、
気持ちを新たにさせられたバリーでした。