今年も24時間テレビの季節かぁなんて思いながら、ニュースを拝見しておりました。
「夢の力」とテレビではよく語られますが、
現実世界では、とかく「夢を見ること」は否定されがちですよね。
実際に夢を追いかけようとすると、
「そろそろあなたも大人なんだから現実を見なさいよ」
「夢だけでは生きて行かれない」
「そんなの絶対無理だよ、夢みたいなこと言ってないで・・・」
などと、“心配”され、夢を諦めることを促されます。
しかし、思うに、夢を抱くことと、現実を見ることは、
決して二律背反ではなく、
「夢と現在地がどれだけ乖離しているかどうか」
を図るための道具にすぎないということです。
「今ここから動くための動機」を作るとも言い換えられるかもしれません。
その「夢の力」を最大限に活用するためには一つポイントがあります。
それは・・・
夢が叶った時の状況をありありと描くこと
です。
何を見ていて
誰がどんな表情でなんと言っていて
どんな香りがしていて
何を着て、どんな声色で、どんな言葉を放っているか
誰がどんな感情を抱き、どういう行動を起こしたいと思っているか
その状況を細かくありありと描くのです。
小さな町工場だった時代から、本田宗一郎氏は
朝礼でミカン箱の上に立ち、「世界のホンダ」となることを宣言していたと言われています。
その時、きっと彼の目の前には、ありありと世界のホンダとなるイメージが湧いていて、
その夢に誰もが一歩を踏み出す勇気を得て、一つずつ限界を超えた結果(身体がではなく思考の枠を越えたという意味で)が、「世界のホンダ」を作り出したのでしょう。
叶う補償のない夢なんて描くのはなんだか格好悪い、
みんなからバカにされそう・・・
そんな風に思ったとこからがゲームの始まりです。
そう言われた夢こそしっかりと描き、
現時点の自分とのギャップを明確にし、今の自分のスタイルを1つでも壊していきましょう。
(今までと違う行動をとったり、違うものの見方をする絶好のチャンスです)
結果、その夢に届かなかったとしても、
必ず、その過程で得られるものが必ずあります。
私も改めて、もっと大きな夢を抱こう!改めてそう感じた夏の朝でした♪
人事コンサルタント
金森秀晃