先輩や上司から「~を~までにやっておくようにね」といわれて、
「いやぁそれ労力の割に得られるものあんまないと思いますけど、、、」
「はぁ、、それはおっしゃる意味はわかりますけど、今じゃなきゃダメですかね?」
「えーヽ(゚Д゚)ノ昨日は~が最優先だって言ってたじゃないですか」
なんて気持ちになったことは、社会人のみなさんなら一度や二度ではないでしょう。
私も学生時代やサラリーマン時代は、未熟な私からしたら理不尽の連続で、「これ、意味あんのかよ」なんて思いながら嫌々やっていたこともたくさんあります。
たとえば!
極真空手をやっていた大学時代!
尊敬する師範代から、3日ほど前に言われたウエイトトレーニング。
先生に言われたからにはと思って必死に頑張る若かりし金森青年ですが、
「お前、何やってんだ!お前にウエイトトレーニングなんて10年早い!」
ヽ(゚Д゚)ノ
・・・ヽ(゚Д゚)ノ
・・・・・・えーーーーヽ(゚Д゚)ノ
先生がおっしゃったのですよ?!
なんて思いながらも、
「押忍!」
ということで受け入れたわけですが、
当時は非常に悶々とした気持ちでおりました。
しかし、今思うに、先生は当時の未熟なくせに傲慢な私の心を見抜き、
あえて、そのような理不尽をしいてくれたのだと思います。
その証拠に、数年後、先生は
「理のないところに、理を求めることが出来る人間が一番強い」
と私に教えてくれました。
先生なりの種あかしだったのでしょう。
社会人になってからも、理不尽と思えることはたくさんありました。
「何をさしおいても、絶対に●●様の案件は獲得するように。」と上司から言われた際、「それはもちろんですが、偏屈な方だしなかなか受け入れてくれないし、むしろ▲▲さんの方が単価も高いからコストかけてもいいんじゃないのかなぁ」と思いましたが、上司から言われた案件を死ぬ気で獲得したところ、「●●さんもやってるならうちも」というお客様が一気に増えたのです。
(理由はそのとき教えてくださらなかったものの、肌感覚でわかっていたことを私を信じて教えてくれたのだと思います)
熟達者という方は、得てして説明が下手なことが多いのも事実です。
嗅覚に優れているため説明がつかないということも多いのでしょう。
そうした方をうまく活用して、自分も熟達者に近づくための方法こそが、この、
「想像を越える理を求めにいく」
ことといえるのかもしれません(^_^)ノ
理不尽だなぁと思ったときは是非、想像を越える理を求めにいく旅にでてみてはいかがでしょうか??
人事コンサルタント
金森秀晃