コンサルティング事業部、バリーこと榊原です。
今日も金森社長ブログをジャックします!
新入社員の季節は、新人管理者シーズンでもあります!
先日、ZAC Expertの定期訪問でお伺いした法人B、事務長のA様は新人管理者の方にどう伝えればいいのか悩んでいらっしゃいました。
「現場業務に精通していて、そのノウハウを後進に伝えたり、抑えるべきポイントを見極めてマネジメントしてほしかったんだけれど、結局肩書と直属の部下がついたというだけで、やることが変わらない人がいて、何をどう伝えると行動が変わるか、悩んでいます」
そこで一緒に伺った先輩コンサルタント、Cさんは
「もしかすると役割の認識がまだなされていないのかもしれませんね。
プレーヤーとマネージャーはやることは別物とは理解はしているものの、具体的にどうしたら?となってしまうケースが少なくないんです。
本来であれば、仕事をしちゃいけない役割だと思います。」
面食らったような表情をされているA様に
続けた言葉は次のようなものでした。
管理者は仕事をしてはいけない!?
自分が動くのではなく、チームを動かすのが仕事と認識すること。
お悩みにもあったように管理職になりたての方の中には、自分の目の前の業務に走ってしまう方は多いのではないでしょうか。
一方で組織から求められる役割は「チームを動かす」こと。
「目の前の業務に一生懸命!」では、果たしきれない役割だと思います(>_<) (仕事を本当にしないのではなく、求められる仕事の種類が変わるイメージです) 「今日は○○の為に、必ず△△をやりきるぞ!」 と旗振りをし、見守り、場合によっては手助けをする、ということが求められるのだと思います。
意味が伝われば、行いも変わる!
「確かに、管理者としての振る舞いと、それが持つ意味は伝えていない!」
とA様はハッとされ、早速問題の新人管理者さんと話されると効果テキメン!
部下にやらせることの意味を理解し、仕事を割り振って、見守ることに徹されるようになりました。
(A様のフットワーク、新人管理者さんの頑張りに僕も目からウロコでした。
設定のあるなしだけでこうも違うのか!)
僕もそうですが、人ってやり慣れていることを続けようとしてしまって、持っている役割に対してちぐはぐなことをしてしまいがちです(><)
しかし、やりにくいことややったことの中にこそ自分を成長させる糧があり、真摯に向き合い続けていれば身になっていくのではないでしょうか。
そんなことを法人Bの皆さんに教わった思いがしたバリーでした。
ちなみにCさんは
「子育てが”子供に親にさせてもらう”ものと言われるように、後進育成は”部下に上司にさせてもらう”という側面があります。与えられた環境に感謝を以て、部下に接していきたいですね」
と補足もされていました。