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患者と医師で育み合う

患者と医師で育み合う

今日のブログテーマは
先日、とある医療法人の皮膚科医の方と、お話をさせていただいた際に、その方が仰っていた言葉です。

医師が患者を診察し、治療や内服の処方をし、
一方患者は医師の指示通りそれらを受け入れる。

というように、医師が指示を出し、患者はそれを受け入れるというのが私達がイメージする医師ー患者の関係性ではないでしょうか。

ですが、その先生は
「私たち医師は、患者を救っていると思い込んでしまいやすい。けれど本来あるべき関係性としては、育み合うことなのだと私は思う。」と仰っていました。

こう考えるようになったのは、若手の頃に担当した、ある患者との出会いが影響していたのだそうです。

その患者さんは
・診察のたびに経過メモを渡す(皮膚の状態、倦怠感の有無、何時頃どうなったかなど)
・皮膚の変化を撮影しておき、診察の時に見せる
というようなことをやっていたそうです。

そういう患者に会ったことがなかったから、正直最初は面喰らったそうなのですが 笑

・診察中だけでは聞き取れない状態も把握できるから、薬の選択の精度も上がる
・起こり得るリスクを想定する幅も広くなり、治療効果を得られやすくなった
そうなのです。

もちろん、治したい!という強い思いがそうさせたのかもしれませんが、そのためには医師と患者がいかに育み合えるか?
というのが鍵になるのかもしれませんね(^-^)/

人事コンサルタント
金森 秀晃

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