4月!
街の至る所で「あ、もしかしたら新社会人かな?」というフレッシ ュな雰囲気をまとった方が溢れていますね。
年齢的には新人とは程遠い僕ですが 笑、気持ちだけはいつも新人のようにまっさらで在り続けたい、と 彼ら・彼女たちを見ているとそう思わずにはいられません(^O^ )
先日、僕が尊敬する経営者の先輩と打ち合わせも兼ねて食事をご一 緒させていただく機会があったのですが、
その時に、社会で活躍するために求められる人材についてお話を伺 いました。
「金森君、社会人に求められる要素はコミュニケーション能力やP Cスキル、いろいろとあるかもしれないけど、
特にこれから活躍する人材を目指そうとする人に求められるのは「 決断経験値」を挙げる事なんじゃないかな。」
「決断経験値・・・( ゚Д゚)!、ですか。」
文字的に想像はしているものの、仰る真意を知りたく、次の言葉を 待っていると、こう仰いました。
「例えば同じ30歳でも、大企業を経営している人もいれば、受け 身で働くだけの人もいる。その違いは、「決断経験」。つまり、リ スクを取る経験をどれだけ積んでいるかということ。ちなみにリス クというのは、自分がちょっとビビってしまう、臆病になってしま うようなことを取り続ける事だよ。」
例えば、上司をランチに誘ってみたり、自分にやらせて欲しいと提 案してみたり。
他の人にとって「そんなの簡単でしょ」と言われるようなものでも 、リスクを取り続けること。
どのような大きさであっても、リスクを「取る」と決断し続ける経 験こそが、仕事で大事な局面に合った時の「決断力」に結びつく。
ということなのではないでしょうか。
決断経験値を上げるには、自分の考えを書き出すことです。
まだ意見を求められていなくとも、自分はどう考えるかを常に持っ ておくトレーニングをするためです(^^ゞ
例えば入社したばがりだったら、自分が成果を出すには何が必要な のか、何のためにこの会社に入ったのかということを、入社直後の 気分が熱いうちに書き出してみる。日記でも、ブログでもなんでもいいので言葉を曖昧にせず、自分の考えを言語化する習慣 を身につけ持論を手にしていれば、必要な時に自分の持っている情 報や知識を引き出すことができて、社会人として活躍する可能性が ぐっと高まるのではないでしょうか。
まずは自分の考えを持つこと。良かったらやってみてくださいね。
人事コンサルタント
金森 秀晃
一方で、臆病とも言える慎重さも必要になるのではないでしょうか。