こんにちは!
コンサルティング事業部、榊原ことバリーです。
今日も金森社長ブログをジャックします!
先日、A病院のB事務長、C看護部長と先輩の4人で
研修の事前打ち合わせの席上、目的・目標の明確化について説明差し上げた時のことでした。
C看護部長
「なるほど、コミュニケーションにも目的や目標がないと確かに、ふんわりしてしまうかもしれません」
B事務長
「…C部長、この間の会議で採用の方針を確認しましたけど、ここにも目的と目標を設定しませんか?」
と、お二人がやり取りされた瞬間、部屋の空気が変わりました!
C看護部長
「それ、必要なことですね!」
現場業務だと明確でも…
病院や介護福祉施設、調剤薬局には「人を救う」「楽にして差し上げる」「穏やかに過ごしてもらう」といった目的は明確にあるかと思います。
それが例えば、現場を外れて採用になると、
「即戦力」「辞めない人」「コミュニケーションの取れる人」といった、
現場からの漠とした欲求に対し、
「担当者が良いと思った人」「すぐ採れる人」を採用してしまっていませんでしょうか?
(現場のひっ迫と、売り手市場の業界で必死になって動いていらっしゃると、
そうなってしまうのは仕方ないかもしれません(><) )
でも、ここに目的と目標を設定し、それを達成できるための人財確保と位置付ければ
現場とのミスマッチも減り、
被採用者も「何をすればいいのか」が明確となり、
採用担当の方も「どんな人を探せばいいのか」がわかって、
効率化が進むかもしれません。
例えばB事務長・C看護部長がその場でおまとめになった一部として…
法人としてより地域貢献したい
↓
5年後に訪看ステーション併設の特養を作りたい
↓
そのために今の師長を老健の看護部長に育てたい
(3年後には認定看護管理者を取らせたい)
↓
2年以内に、研修で抜けがちになる師長の穴を埋められる人財を確保したい
↓
部長候補として有力な師長は救急外来を主担当にしているので、
救急の経験豊富な人がいい
C看護部長の経験からすると、救急で●年勤務した人がいい
と、目的・目標から考えた「欲しい人財の基準」を瞬く間に明確にしてしまわれました!
目的・目標で…
帰り道に先輩と、
バリー
「僕もつい、自分のやりやすさやその場を凌ぐことを考えて仕事をしてしまいますけど、
客観的な目的・目標で計画建てて、目標達成に徹底的にこだわること、
自分以外の基準に合わせて仕事をしようとする姿勢って大切だと
B事務長、C看護部長に教わった気がします」
先輩
「そうだね、それに目的・目標を設定するだけで共通言語が出来るから、
スタッフ全員のベクトルを一方向にまとめていくことも出来るようになるのかもしれないね」
と、学びを振り返ることが出来、
お客様・現場は学びの宝庫だな、と感じたバリーでした。
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