こんにちは!
コンサルティング事業部、榊原ことバリーです。
今日も金森社長ブログをジャックします!
医療・介護の業界では、多くの法人様で実例に基づくノウハウ・ルールを蓄えていらっしゃいます!
素晴らしい財産に新人さんからベテランの方まで、助けられることは多いのではないでしょうか。
でも、ルール通りにしたはずなのに
「なんか違うんだよね」とかお叱りをうけてしまった(+_+)…なんてことはありませんか?
必要なことであっても…
例えば、手の消毒!
病院や介護福祉施設に伺うと、とても皆さん、気を遣われていらっしゃいます。
特に風邪やインフルエンザの季節になると重要なことですよね!
ある法人の新人看護師さんは、面会にいらした方に消毒のお願いをするのはルールだし、
大切なことなのでいらっしゃる方に何度もお願いをしていたら、
「わかってますよ、何でこんなに何回も言われなきゃいけないんですか!」
と、お叱りを受けてしまったたのだそうです。
「患者さんやご本人の健康のために大切なことだと思って何度もお伝えしたんですけど、なぜなんでしょうね」と、ちょっと苦い顔をして仰っていました。
ひょっとすると、こうした
「正しいこと、よかれと思ってやったことが、悪く取られてしまう」
っていうこと、多いのかもしれませんね。
あなたの常識、非常識!?
この出来事を先輩に話したところ
「うん、自分の思っていることと世間の常識って、本当は違うよね。
もしかするとその方は、ルールだし必要なことだし自分のやっていることは思いこんでしまったのかもしれないね。
実は俺もそういうことがあって金森社長に相談した時、
”正論であったとしても、そのままぶつけてはいけないし、アプローチが正しいかどうかはわからない。
だから、自分のことは肯定的に否定しよう”って教えてくれたよ!
どういうことかっていうと、
”どこかにきっと正しい道はあって、
それを見つけられない今の自分がいる。
正しい道を探し続ける努力を怠らないこと!
それが自分の肯定的な否定だよ”
…ってね」
なるほど!
そうやって自分を振り返るのかと目からウロコでした!
後日、この新人さんが弊社の研修を受けられた後にお話しする機会があったのですが、
「榊原さん、この間はなんで正しいことをしたのにと凹んでしまったけれど、
私が私の常識で正論を通そうとしすぎたのかもしれませんね。そういう意味では、お客様からのお叱りはいいきっかけだったなと思いました(^^)
同じように皆さんに消毒を促すにしたって、「皆さんの予防にもなりますから」と一言加えるだけで、全然反応が違いました。」
と、早速実践して、効果を実感されていました!
皆さんがお持ちの素晴らしい知識や技術がより良い形で伝わるには、
「どこかにある正しい道を見つける努力を怠らない」その姿勢を持ち続けることにあるのかもしれません。
僕は金森社長や先輩方、お客様である医療・社会福祉法人職員の皆様、
沢山の方の背中に、そのことを教わっている気がします。
僕もいつか、こんな背中を見せられるようになりたい!
ファミリーに勇気をもらった思いがした、バリーでした。