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甲子園準優勝!下関国際にみる、”弱者が強者に勝つ”ポイント

甲子園準優勝!下関国際にみる、”弱者が強者に勝つ”ポイント

第104回全国高校野球選手権大会(甲子園)が終わりましたね。
毎年この時期になると、少しずつ夏から秋へ移る気配を感じるようになります。

今年は”白河の関”を越え、宮城の仙台育英が優勝旗を手にしました。
甲子園に出場するのは全国の猛者達ばかり・・・
さぞかし潤沢な練習施設や熾烈なスタメン争いがあるのだろう、などとイメージする方が大半ではないでしょうか。

ですが、準優勝した下関国際は現監督(坂本監督)が着任するまでは
・監督不在
・部員が少なすぎて試合に出られない
・部室には落書き、グラウンドは草だらけ
という有様・・・(´д`)
もし、この野球部の部員だったら「目標は甲子園出場です!」とは
なかなか口に出せないかもしれません。

坂本監督が着任17年目にして手にした甲子園準優勝。
「弱者が強者に勝つ」を合言葉に、結果を手にしたポイントは
一体なんなのか、ちょっと考えてみました!

▼ポイント1:継続的な”鳥の目”と”虫の目”での分析と把握
相手の土俵で戦ったら絶対負ける、
だから自分達が得意とする土俵で戦う。
このために自分達や他校の分析をし、いかに自分達の土俵に引き込むか(=相手が苦手なことをするか)を創意工夫したのだと思います。

”鳥の目”は高校野球界において、自分たちの置かれている状況の把握
”虫の目”は他校の選手や攻守のプロファイル、また自分たちのプロファイル
これを定期的にくまなくやっていたのではないでしょうか。

▼ポイント2:毎日の妄想トーク(ビジョン共有)
ナポレオンが語ったとされる言葉に
”強い人が勝つとは限らない。素晴らしい人が勝つとも限らない。
 私はできる、と考えている人が結局は勝つのだ”
というのがあります。

下関国際は、まさしくこれを体現したのかもしれません!
常に「もし~だったら?」という話を互いにすることで、
当時は夢物語のようにしか思えなかったであろう甲子園優勝が、
日を追うごとに具体的に、現実味を帯びた目標に変わっていったのではないでしょうか。

もしかすると、私達が知りえないポイントがまだまだあるかもしれません。

坂本監督は高校野球生活の2年4ヶ月の間で選手達に
”やりきることを教えたい”
これを根底に持ち続けているそうです。

甲子園を選手達と共通の目標に据え、
生きるために大切なことを選手達に学ばせる。
人材育成において大事なことは、
仕事でもスポーツでも同じなのかもしれませんね。

人事コンサルタント
金森 秀晃

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