部下を持ったことのある人なら、人の心がいかに思い通りに行かないものか・・・
と思い悩んだことがある方は少なくないのではないでしょうか。
自分ひとりで思うがままに仕事をコントロールするのと、人に動いてもらって結果を出してもらうことは「まったく別物」ですよね(^^ゞ
今日は、様々な法人の管理職の方からコンサルティング中に伺った、経験から生まれた知恵が詰まったマネジメントのコツをまとめてみました!
コツ1:部下には命令せず、助けてもらう
上司から「やっておいて」と言われれば引き受けるのが然りかもしれませんが、その積み重ねによって、仕事を押し付けられていると感じる部下も、悲しいかな出てきてしまうこともあります。
指示をする以外の方法も持っておいて、使い分けるというのもおススメです。
なぜなら人は頼りにされるとやる気が出るもの、だからです。
「助けてほしい」と言われれば、忙しくてもモチベーションは上がります。
自分のためだけではなくて、部下のことも慮ることにもなりますね(^^)
コツ2:何をするかは上司が決めて、どうするかは部下が決める
「どうするか」を部下に判断させると、その選択に責任を持つことになり、結果として仕事への集中力を高めることができるのだそうです。
やはり万が一のときに備えて、ついつい部下に自分のやり方を教えてあげたくなるもの。
とはいえ、方向性が大きくずれていなければ、見守りながら部下の決めた方法を尊重する。
さすがに全部をというわけにはいかないとは思いますが 笑
裁量を渡して見守る、というプロセスが部下はもちろん、自分自身もマネージャーとしてレベルアップできるのではないでしょうか。
いかがでしょうか?
管理職という肩書を持っていると、つい無意識に部下をコントロールするのが仕事になってしまう、という落とし穴にはまってしまうことがあるかもしれません。
そんな時に、これらのコツを思い出していただければ幸いです(^O^)/
人事コンサルタント
金森秀晃
もっと箇条書きにすると、3つのポイントになってきます。