欅坂46のパフォーマンスに想う芸能界の闇

      2018/01/12

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2017年、年越しの紅白歌合戦。

今年大人気だった欅坂46のメンバー数名が、
パフォーマンスの後に過呼吸で倒れるというアクシデントに見舞われました。
とりわけセンターの平手さんは2回目の登場から手の震えをはじめ、
明らかな異常が見て取れました・・・

ハードスケジュールをこなした上で、紅白という大舞台にたち、
緊張と疲労が原因で・・・
ということでしたが、
実際は平手さんは元々メンタル面に不安があった・・・
ということも、ささやかれています。

「売れっ子は大変だなぁー」で片付けることもできるのですが、
私はこの出来事に、芸能界の闇をみたような気がしましたので、記事にしてみました。

芸能界は、新興宗教にはまってしまったり、
精神を煩う方が多いというのはよく聞きますよね。
(実際カウンセリングをさせていただくこともありますが、
本当に、非常に多いと思います。。)

理由は、皆さんお気づきの通りのこんな要素があげられます。
(深いところに入っていけばもっとありますが、構図として代表的なものです)

・圧倒的な成果主義
・人気商売故のエース頼み
・キャリアプランの不明瞭さ
・つぶしのきかなさ
・権力社会
・失敗が許されない

つまり、まとめると
・エース頼みの過剰労働
・成果主義によるプレッシャー
・人気商売ゆえの先行き不安
ということになりますでしょうか。

この3つ、どこかで聞いたことがありますね。

そうです!

過剰労働、プレッシャー、先行き不安・・・
メンタルヘルスを患う方が多い組織の3大要素と全く同じなのです。

しかし、
通常の組織の場合は
・過剰労働を分散させるための技術を学んだり、
・プレッシャーを楽しめるマインドの教育があったり、
・先行き不安に対しては評価制度を構築したり、キャリアビジョンを作ったりして
見通しを立てやすくしたりと様々な組織からの支援があることがあったり
学ぼうと思えば自分でそうした場に赴くこともできるかもしれません。
(相当追い込まれてしまった後では、そうもいきませんが・・・)
あるいは、相談できる方の存在もあるかもしれませんね。

一方で、芸能界にはそのような教育もなければ、
ブームが去った後の人生の作り方を教えてくれる人もいません。
相談できる方も少ないというのが現状でしょう。

ですから、
彼ら、彼女らは環境になんとか食らいつくために無理を重ね、
環境が変わったら容赦なくはしごを外される危険性をはらみ、
日々、全力で取り組んでいるということです。

救いを求めて新興宗教にはまってしまったり
(宗教をすべて否定しているわけではありませんが)
精神を病んでしまったりしても全く不思議ではありませんよね。

芸能界が人気商売ということは、
変えようもない事実ですから私がどうこういえるものでもありませんが、
せめて、特に未来ある若い方々に対してはメンタルヘルスのための教育や
カウンセラーに相談できるような体制等を整えて欲しい、そう願わずにはいられません。

人事コンサルタント
金森秀晃

 - 会社経営/コンサル現場のリアル