シリーズでお送りしている
「分かってくれてる!」と思われる、「共感力」ですが
前回は「共感力」を鍛える、という切り口でお伝えしました。
今回も同様の切り口で書いてみたいと思います。
ポイントその2:質問をする
価値観が違うことを前提に立っているからこそ、
表情をみても分からない、想像するにも限界があるよ・・・と感じ
そんな時は相手に質問してみましょう。
質問の仕方やタイミングは、時と場合、聞く相手に応じて、様々です。
たとえば・・・
[問]
あなたは委員会で次年度の教育計画についてプレゼンをします。
自分のプレゼンの出来具合が、表情などからは判断できませんでした。
このとき、どのように質問するとよいでしょう?
[同僚や後輩に質問する場合]
(その人ならではの複数の見方も含めて)
(その人ならではの複数の見方も含めて)
他の人たちって、●●さんから見てどんな反応してるように見えた?
[上司に質問する場合]
(指導を受けたいという姿勢で)
(指導を受けたいという姿勢で)
アドバイスを頂けたらと思うのですが、どのように感じられましたか。
これらに共通するのは、「分からない」「できない」ではなく、
ポジティブな「もっと知りたい」という気持ちを表現する、ということです。
ポジティブな「もっと知りたい」という気持ちを表現する、という
実際この姿勢で質問したことで、
「部下の表情が変化が乏しく、何を考えているか察するのが難しい」
とお悩みだった法人の管理者クラスの方は、自分が変化できたことだけでなく、
質問することで部下の言動も変化したことに驚かれたそうです。
以前は仕事に対しての姿勢が
御用聞き(自分の考えがなしで相談してくる、指示待ち)
から
相談(自分の考えを持ちながら上司の方向性の確認)
に変化し、表情に活気が出てきたのだそうです(^^♪
「もっともっと知りたいから教えてほしい」と言えば、
相手も「嫌だ」とはなかなか言えないでしょうし、
むしろ「自分に興味を持ってくれているんだ」と喜ばれるかもしれません。
積極的に質問をして共感する能力を鍛えていきましょう!
前回・今回お伝えした心がけを実践することで、あなたの「共感する能力」は、ぐんぐん鍛えられていきます。
自分との違いを認めたり、違う価値観であることを前提として接するなど
ひと手間をかけた「共感する能力」がともなったコミュニケーションができるようになります。
最初は少々気恥ずかしいこともあるかもしれませんが
まずは取組むことを意識してみてくださいね。
まずは取組むことを意識してみてくださいね。
そして、共感する能力を「鍛えた」ら、今度はそれを「伝え」ましょう!
人事コンサルタント
金森秀晃