こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は私がブログをジャックします。
なぜ、この人の話は、すっと心に入ってくるのだろう…
どうしたら自分の話もお客様に響くようになるだろうか…
伝え方をたくさん勉強しても一向に変化がないように感じる…
そういう経験はありませんでしょうか?
今回は、お笑い芸人のNON STYLEの石田明さんから気づかされた
”伝えるために大事にすべきこと”についてお伝えしたいと思います。
NON STYLEの石田明さんは
2008年に日本最大級の漫才大会 M-1グランプリで優勝した実力派芸人で、
漫才の構成や言葉選びに強いこだわりを持ち、
華やかな舞台の裏で、漫才そのものに真剣に向き合い続ける“職人肌の漫才師”と言える人物です。
現在は、お笑い芸人養成所 NSCで講師も務め、自身の経験を次世代に伝える立場としても活躍しています。
そんな石田さんが、別のお笑い芸人の方と対談されていた中で、
漫才において大事な”根底”について話されていたことに感銘を受けました。
石田さん曰く、漫才は、表面的なボケとツッコミだけでは笑いをとることはできないそうです。
本当に面白い漫才は、漫才師自身が持つ、欲求や感情・目的などの行動の源泉になっている「根底」があって初めて成立するとのこと。
例えばNON STYLEの場合は、相方の井上さんの「カッコつけたい」という根底と、
石田さん自身の「それを邪魔したい」という根底が衝突することで、漫才が爆発的に面白くなると石田さんは語っています。
このように、漫才の面白さの核心は、自分の根底を起点に表現しているかどうかにかかっているそうです。
この話を伺い、セラピストも同じなのではないかと思いました。
常にお客様に安心して施術を受けていただき、健康になっていただきたいと思い、
日々スタッフ同士でミーティングをしたり、顧客シートを見直したりしています。
どうしても、次回どういうストレッチを提案をするかや
どんな施術が効果的かという表現(手段)に目が向きがちです。
しかし、どれだけ伝え方やその中身を工夫しても伝わらないのは、
そもそも”Fee’zのセラピストとしてどうあるべき”か
”Fee’zをどういうお店にしたいか”という根底をセラピスト同士で衝突させられていないからではないかと気づかされました。
Fee’zには、お客様の悩みを根本的に改善するという理念があります。
これまで以上にお客様に喜んでいただくためには、
一つ一つの施術やコミュニケーション、さらにはお店の空間づくりが、
根底にある理念に結びついているかを定期的に振り返ることが大事なのではないかと思いました。
私たちセラピストもプロとして
一人のときも、スタッフ同士でも、自分たちはどうあるべきかを常に問い続けることで、
お客様にとって健康と向き合うよりよい居場所づくりができるように、精進していきたいと思います。
サロン事業部
定道 勇斗
