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小児科の現場に必要なのは「目元のスマイルケア」

小児科の現場に必要なのは「目元のスマイルケア」

こんにちは。 接遇マナー講師の三上絢愛です。
今日は金森社長のブログをジャックいたします。

少しずつ秋の気配が感じられるようになってきましたね。
朝晩の気温差も大きくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

さて最近、医療現場でも対面での接遇研修が少しずつ復活してきました。
小児科、急性期、精神科——現場は違えど、
患者様に安心感を届けたいという皆さんの想いは、どこも共通しているように感じます。

小児科の現場では、具合が悪い子ども達が泣き止まない。
次から次へと対応する現場の自分も忙しくて余裕がない。
そしてマスクをしていることもあり、
「表情なんてあまり気にしなくてもいいのでは…」
そんなふうに思ってしまうこともあるかもしれません。

でも実は、子どもは大人のちょっとした表情の変化をとても敏感に感じ取っています。

特に幼児期の子どもは、
口元の動きから笑顔や安心感を受け取る傾向があります。
一方で、目元は瞳孔の開き方やまぶたの動きなどから、
感情の深さや緊張感をキャッチする力があります。

ということは、マスクで顔半分が隠れていたら、本当はさらに意識した方がいいということですね。
では、どうすればマスク越しでも安心感を届けられるのでしょうか?

答えは『目元と眉の表情を意識すること』です。

目元は、瞳の動きやまぶたの開き方で感情を伝える力があります。
眉の動きと組み合わせることで、より豊かな表情が生まれます。

「目は口ほどに物を言う」と言いますが、
今こそその力を最大限に活かすとき。

口元が隠れている分、目元の表情を“少しオーバーに”
するくらいがちょうどいいのです。

たとえば

・嬉しいときは、目尻をふんわり下げて
・心配しているときは、眉を少し寄せて
・安心させたいときは、まぶたをゆるめて優しい目線に

さらに、こんなエクササイズもおすすめです(^O^)

目元強化のエクササイズ
1.ぎゅーっと目をつぶって
2.ぱっとひらく👀

このとき、眉毛が大きく動いていることを意識してみましょう。

まるで森の中で言葉を使わずに、
動物たちと心を通わせるような気持ちで(^^)
表情は言葉以上に、こどもたちの心に届くものです。

子どもが親の顔色をうかがうときは、
たいてい不安な気持ちのときです。

病院に来るときは、まさにその不安のピーク。
だからこそ、医療従事者の表情は、
子どもにとって安心のサインになるのです。

先日、小児科のクリニックで笑顔研修をさせていただいた際、
看護師さんからこんな感想をいただきました。

「顔を動かしたときに、動きにくさを感じました。
もしかすると、動かしていた“つもり”になっていたかもしれません。
眼だけで感情表現をしたときに、もっとオーバーにしてもよいのだと
実践してみて気づかされました。」

マスクで一部が隠れてしまうことで、
私たちは「やっているつもり」になってしまっていることがあるのかもしれません。

気持ちはお子さんに寄り添っているのに、それが伝わらないのは、
なんとももったいないですよね。

大人の表情は、こどもの安心のよりどころ(^^)
ぜひ、小児科で働く皆さん、現場で実践できるように
普段から目元の表情を意識してみてください。

今日から、あなたの目元が、
こどもたちの安心の道しるべになりますように。

トップスマイルコーディネーター・マナー講師
ハンドリフレトレーナー
三上絢愛

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