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評価されるな、応援されよ!ークォーターライフ・クライシスの防ぎ方ー

評価されるな、応援されよ!ークォーターライフ・クライシスの防ぎ方ー

みなさんは「クォーターライフクライシス」という言葉を聞いたことがありますか?

クォーターライフクライシスとは、人生の約4分の1を過ぎた20代後半から30代半ばにかけて多くの人が経験する、
キャリア、人間関係、自己認識に対する強い不安や焦り、迷いを指す心理状態を指します。

将来への漠然とした不安、進むべき方向性の喪失感、現状への不満、自己肯定感の低下、孤独感、
そして「自分は何者なのか」というアイデンティティの揺らぎなどが主な症状として現れると言われています。

特に現代は、SNS等で他人の成功に触れる機会も多いですから
人と比べて焦りを感じたり、選択肢が多い世の中だからこそ、
自分はこれでいいのかと思い悩んでしまうことも頷けます。

組織側にできることとしてはいわずもがな
人事評価制度等を通じてキャリアビジョンをみせていくことや
コミュニケーション回数を増やすことが重要になるわけですが、
今日は「クォーターライフクライシス」世代に向けて
一つ大切なことをお伝えしたいと思います。

クォーターライフクライシスを乗り越えるために必要なのは、
絶対的な答えでも、未来を見通すちからでもなんでもなく、
「安心して話せる人」を増やすことだと私は考えています。

孤独や“誰にも話せない”状態が、迷いや焦りを増幅してしまうことから、
転職・結婚・親の介護など、人生の分岐点が増えるこの年代では、
「安心して話せる人がいるか」が一番のリスクヘッジになります。

ただその際に重要なのは、できるだけそういう方を複数人もつことです。
1人だけになってしまうと、その方に選択を依存するようになってしまったり、
意図せずコントロールされる状態になってしまい危険だからです。
誰かに選択を委ねるために安心して話せる人を作るのではなく、
自分が自分の意思で選択をするために、安心して話せる人を作るのです。

もう少し突っ込んでお話をすると、
力のある人(成果を出されている方)から「評価される」というよりは
「応援される」人間になっていくことが最も手っ取り早いと言えるでしょう。
そういう方はあなたを利用しようと思って相談を受けたりするのではなく、
純粋にGIVEしようとしてくださるからです。
私も随分助けられましたし、今もずっと助けていただいています。

「応援される人」というのはどういう人かといえば、
素直な人、一見聞き入れにくいようなアドバイスでも真摯に聞き入れる人、行動する人、こんな方でしょうかね。
こういう人は助けたいな、力になりたいなと思わず思ってしまいますよね。

人生の中で3人自分のことを純粋に応援してくれる人がいたら、万々歳なのですが、
それが増えたら増えただけよい選択ができるようになり、間違えた選択をしても助けてもらえる可能性が高まるわけです。
そういう意味では、人生の応援者を増やすというのがクォーターライフクライシスの一番の乗り越え方と言えるでしょう。

急がば回れで、頼れる人をたくさん作れる毎日を送っていきましょう!

人事コンサルタント
金森秀晃

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