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経営改革のカギは“誰を残し、誰を去らせるか”であるという話

経営改革のカギは“誰を残し、誰を去らせるか”であるという話

「経営改革に向けて前向きに頑張ってくれる人がいる一方で、
そこに水を差すひとも一定数いるんですよね。
前向きになっている人もやっぱり確信があって動いているわけじゃないから、
だんだんそっち側に染まっていってしまったりして、結構ここが悩ましいポイントですね。
何度言ってもそうやって水を差す人には辞めてもらうしかないですかね…」

最近、経営改革に取り組んでいらっしゃる病院の事務長さんから
こんなご質問をいただきました。

経営改善に向けて動いている組織のみなさんだったら
一度は経験したことのある状況ではないでしょうか。

組織論を考えて純度100%の正論をいうとするなれば、
「即刻去ってもらうべし!」
ということになります。

理由はたった1つ。
病院が潰れるからです。

組織のために一肌脱ごう、頑張ろうという人たちが
実際に頑張る前に心を砕かれてダークサイドに抱き込まれたら、
一番損をするのは頑張ろうとしていた人たちですよね。

そういう方々を組織としては一番大切にしないといけないのに
結果的にそういう人を見捨てて蔑ろにしていることになってしまうので
厳しいことをいうようですが、そういう組織が生き残れるわけがないのです。

ちなみに、「怒らない経営者」としても有名な「日高屋」でお馴染み
ハイデイ日高の神田正会長もかつで労基署に駆け込まれること覚悟で、
クビにした人材がいたそうです。

一人は若い従業員がまじめに働いている様子を見て、
「給料が上がるわけでもないのに、一生懸命やってバカだ」と言い放った人。
もう一人は、友人との電話中に
「俺は吹けば飛ぶようなチンケな店で働いているんだ」と口にした人だったとのこと。
理由は店がせっかく前向きないい空気になっているのに
それを壊すような人にいてもらっては困るからだとのことでした。

以前YouTubeでもお話させていただきましたが

「何かを選ぶということは、何かを選ばないということ」
でもあります。

組織の目標にコミットしてくれる人材を高く評価し、
頑張っているけれどコミット力が弱かったり、
場合によっては少し方向性が違ってしまう人材は罰しはしないが高く評価はしない。
そして、頑張る人をバカにする、気持ちを削ぐような人間は排除する。
(もちろん一発アウトでなく、何度かチャンスは必要だと思います)

もちろん一定の覚悟が必要なものではありますが、
ここさえやっていれば、組織で湧き上がる不満の半分は解消できますし、
業績ももちろん向上していきますよ!

「こういう人って許していいのかなぁ…」という方が周りにいる場合は
ぜひ参考になさってみてくださいね。

人事コンサルタント
金森秀晃

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