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一流の施術家から学ぶ一流のあり方とは!?

一流の施術家から学ぶ一流のあり方とは!?

先日、オリンピックなどにも帯同されていたことのある
一流のスポーツトレーナーでありゴッドハンドと名高い施術家の方が
非常におもしろい話をなさっていたので、その話をみなさんにシェアしたいと思います。

皆さんは運動前の準備体操として
アキレス腱伸ばしなどのストレッチをなさったりしますか?

怪我の予防にはストレッチ!というのは
もう小さい頃から刷り込まれている考え方で
私自身全く疑いの余地もなかったのですが、
実はそのストレッチ、アキレス腱の怪我を直接的に予防する効果としては
証拠に乏しいという研究結果がでているそうなのです…!
(全く意味がないのかはわかりませんんが、
間接的な限定的な効果に留まるということなのでしょうね)

最近の科学では、アキレス腱炎の予防や治療においては、
エキセントリックトレーニング(筋肉が伸びながら行う運動)が
より効果的であると言われているとのこと。

なんとその方はもうこの道40年の大ベテランだというのに、
今でも最新の論文や海外の研究結果などを
ルーティーンでチェックするのが日課なのだそうです。

大変興味深かったので、そのゴッドハンドに
一流と二流の違いを聞いてみたところ…

「一流は自分の中の当たり前を更新し続ける人、
二流は自分の経験則だけでベストを尽くそうと考える人ですかね」

とおっしゃっていました。

確かに同じ時間をかけるならエキセントリックトレーニングを行ったほうが
効果的であることが証明されているのに、昔の知識のままストレッチをしようと指導していたら
結局選手の怪我の確率を下げられていないわけでプロとしては失格ということになりますよね。

一流選手の中にも入念にストレッチをしてから挑む方もいらっしゃると思いますし、
必ずしもそれが悪いというわけではないのだと思うのですが、
(単純に怪我予防だけが目的というわけではなく、精神統一などが目的の人もいるため)
もし怪我予防だけが目的ならば手段を刷新するべきであり、
決めるのは選手だけどそれを提案できないのは二流の仕事だというお話でした。

だからこそ、最新の情報を仕入れるということをルーティーンにされているのだなと思わず舌を巻いてしまいました…!

確かに「ああかな、こうかな」という主観による創意工夫よりも
科学的な再現性を確認して自分の認識を刷新することで自然と手段も刷新されますし、
革新的なトレーニングや手技が生まれる可能性も高まりますよね。
「まさにこれぞ一流」というものをまざまざと見せつけられた気がいたします。

これは医学界でもそうだと思うのですが、これは我々コンサルタントにも言えることだと思います。

昔一世を風靡した化石のような人事評価制度をパッケージ化して、
それが唯一の正解のように販売しているコンサルティング会社さんも残念ながら結構いらっしゃるのですが、
中にはむしろ導入することで逆効果になるような仕組みも存在しています。

ストレッチなどと違ってあまり一般的な領域ではないので
そうしたトレンドなども見えにくいところではあるのですが、
日々最新の科学を勉強し、発信し、
自分たちにとっての当たり前も世間のスタンダードも常に刷新し続けられる
一流のコンサルタント集団でありたいと改めて思わせていただきました。

謙虚に日々精進ですね。

人事コンサルタント
金森秀晃

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