こんにちは。人事コンサルタント・講師の三上絢愛です。
今日は金森 社長のブログをジャックいたします。
今週はまだ残暑が厳しそうですが皆様残暑バテしてませんか?
これだけ気候の変化が激しいと体調も崩しがち。
私は体力づくりのためにランニングを再開しました!
以前購入したスニーカー。どうかなと思いながらも履いてみると気分が上がります♪
さて、新しいことのスタートや取り組んでいたことの再開というと
最近は個人だけではなく、法人の経営者の方、研修ご担当者様からも
下期の方針についてご相談をいただくことが増えてまいりました。
「2025年の崖」対策によるDⅩ化の推進や「働き方改革」の対応などにより
長期的な投資である人材育成が後回しにされがちですが
下期こそ人材育成に着手しないとこれからの時代の変化にも耐えられないからと
研修開催をしている法人様も多数ございます。
つい先日も介護施設で管理職研修を開催させていただきました。
そのときに受講者の方からこんなご相談がございました。
「社内で教育担当になったのですが
教える事や人前で話すのが苦手なので正直やりたくないんです…。
先生どうしたらいいですか?」
確かに自分が苦手、向いてないと感じると
「なんか面倒くさそうだな」
「苦手なんだからどうせ上手くできないよ」などと思いますよね。
最初は思っただけだったことが、いつの間にか
「とにかく面倒くさい」
「どうせ上手くできないに決まっている」
のように脳内で変換され、強固な『思い込み』として定着していってしまいます。
客観的に見ていると”やる前からできないと思い込むなんてもったいないなぁ”
と思えるのですが、当事者となると結構な頻度で『思い込み』を
やってしまってるかもしれないですね笑
ではどうしたら思い込みを外すことができるのでしょうか。
ポイントは『情報を増やすこと』なんです!
思い込みの原因は、事象を現時点の自分が知っている
情報や経験則などを元に判断してしまうことが大半です。
結果、できそうなイメージが持てない→できない、苦手と思い込んでしまうんですね。
かくいう私も、思い込みについつい陥ってしまいます。
先述の相談をしてくださった受講者の方には私の経験談をお話をさせていただきました。
それは携わったことのない新しいシステム担当になった時のことです。
その時は知識がなく、苦手意識もあったことで
”新しいシステムの担当なんて自分に務まる気がしない”と思い込んでいました。
そんな時、代表の金森に相談したことがありました。
「それは三上さんができないのではなくて、ただ情報が足りないだけだよ。
関わる分野の情報を徹底的にいれて、システムを運営する
イメージを少しずつ作ってみることから始めてみたら?」と
アドバイスをもらいました。
情報を入れる前は苦手意識が強すぎて
”1ミリたりとも考えたくない”くらいだったのですが笑
アドバイス通り徹底的に新システムの情報をいれたところ、
少しずつ運用のイメージをつけられるようになり
”こうしてみたらどうだろうか”、”もしこうだったら”
などと試行錯誤することが増えていました。
いつの間にかできない・苦手という思い込みはなくなり、
むしろワクワクしながら取り組めるようになりました。
この話を研修でお伝えした後、受講者の方には自分の思い込み分析
(何に対して思い込みをしているかを掘り下げる)をしていただいたのですが、
こんなフィードバックがございました。
「思い込み・決めつけで無意識のうちにいろんな制限をかけて
自らの可能性をつぶしてしまっていることに気が付きました。
情報を取り入れて新しい世界が見えるのであればチャレンジしてみたいと思います!」
あらゆるチャンスを逃さず、自ら成長していくためにも陥りがちな
『思い込み』の傾向を分析し、情報を入れて前進するきっかけを作っていきましょう。
まだできることが沢山あるかもしれませんよ。
皆さんひとり一人が活躍できるためにもお役に立てましたら幸いです。
人事コンサルタント・講師
三上