こんにちは!
サロン事業部の定道です。
日々何かに取り組もうとすると
壁にぶち当たって整理できなくなり、
混乱してしまうことはありませんか?
今日はそんな混乱した状態をクリアにできる方法に気づかされましたので、共有したいと思います!
今のお店で働き始めて1年がたった頃、
初めて後輩ができた時のことです。
なんでも任せてください!という勢いのある新人さんで、
すごく一生懸命やってくれているのですが、
確認を取らずに自分の発想で次々と進めてしまうので、
他のスタッフと認識に齟齬が生じてしまい、時にはお客様に混乱させてしまいかねないなんてこともありました…。
私は先輩として、彼の熱い想いと頑張りを無駄にしたくないと思い、
事前に目的を確認する場を作って話をしてみたのですが、
彼のリアクションを見て、中々届いていないような気がしたのです。
これまで多くのお客様と接してきて、
自分が当たり前だと思っていることをそのまま話すだけだから、
うまく伝えられるだろうと思っていた私にとって
こんなにも後輩育成が難しいのかと、自分の不器用さに嘆いていました(;´д`)
金森社長を含めたサロンスタッフの定期勉強会があったので、
個別で金森社長に思い切って現状を打ち明けてみました。
すると、金森社長は「いいじゃん。本当はどうにかしようとしているから、今混乱しているんだよ。何に挑戦しようとしているか丁寧に書き出してごらん。」と話してくださったのです。
その場で「後輩育成」について改めて書き出してみると、
曖昧にとらえていたものが、少しずつ明確になっていきました。
今までは、上司先輩から教えてもらったことをやることで精一杯で、
ただ自分が理解して、実践して、修正してを繰り返すことに集中さえしていればよかったのです。
しかし今度はそれを後輩にやらせて、後輩が実感し、自ら考える状態にまで持っていこうとする新たな挑戦をしていることに気づきました。
そうすると、同じようなことをするように思えて、実は未経験なんだから、
最初はうまくいかなくて当然。今までの自分が難しいかもと思い込んでいることに敢えて挑むべきだと思えたのです。
その後は、自分自身の話し方、話すタイミング、話す順番など様々な工夫を凝らすことで、
徐々に新人さんにも変化がみられるようになっていき、
今では「この目的で理解はあってますか?」「このあとMTGのお時間をいただいてもいいですか!」と自分から提案してくれるようにまでなりました。
今後も、より多くの人と関わり、役割が大きくなる一方で、その途中途中で感じる混乱も増えていくと思います。
そういうときこそ丁寧に自分が何に挑もうとしているのかを確かめながら、精進していきたいと思います。
サロン事業部
セラピスト
定道 勇斗