創業初?!月額1000円(学生は480円)で学べるオンラインコミュニティ「COA」開講中! 詳細はここをクリック!

「この仕事向いていないかも?」キャリアに悩む若者へ送る、たった1つのアドバイス

「この仕事向いていないかも?」キャリアに悩む若者へ送る、たった1つのアドバイス

今日はまず最初に、この会話を見ていただきましょう。

Aさん「私はもう営業の仕事向いていないと思うので、
事務職とか手に職つけるような仕事で探そうかと思っています。」

私「どこが向いてないなと思ったの?」

Aさん「いらないと思っている人に無理やり買ってくれと言わないといけないのが辛いです。」

私「いらないと言われてるの?」

Aさん「直接は言われてないですけど、明らかにテレアポでも煙たがられているので…。そういう人に対して無理やり話がしたいというのは僕には向いていないと思ってしまいます。」

この会話をみて皆さんはどう思われますか。

実は最近、若手の方からのキャリア相談などもよく頂く中で
こういったイメージのご相談を多々いただきます。

本物の営業に従事していらした方だったら、この子の問題というより、
この子が所属している組織の問題であるとすぐに分かると思います。

なぜなら、いらない人に無理やり買わせるのが営業だという誤った解釈を
変えることができないままでいるからです。

営業は本来そういうものではなく、ざっくり言ってしまえば
お客様の課題を整理して、課題を明確化し、
商材によって得られる未来を共有して良いと思えば買って頂く
というようなプロセスのことをいいます。
つまり押し付ける要素なんて1mmもないわけです。

しかも無理やり買わせることなんて、
このご時世脅迫でもしない限りは誰もできないので(笑)
みんながみんな向いていないということになってしまいます。

その解釈を変えられないまま、
自分は向いていないというレッテルを自分に貼らせて
未来の可能性を潰してしまうというのは、
新卒を雇う側からすると非常に由々しき事態だと思います。
(目立たないですが、厳しい言い方をすれば
人を使い捨てにするブラック企業とやっていることは
変わらなくなってしまいます。)

ずっと営業職をやってもらうべきだということではないのですが、
関わった以上はどのような道に進むにしても
その子の道を開いてあげる関わり方をしてあげてほしいなと思いますよね。

ただ、驚くべきことに本当にこうしたご相談は多いので、
きっと多くの組織で似たような現象が起こっているのだと思います。
本来であれば組織側に、こういう組織づくりをと提言しなければなりませんが、
残念ながらあえてそのようにやっている会社もないわけではないので、
ここでは、こういうことで悩んでいる若手の方向けに一つアドバイスをしたいと思います。

「自分は向いていない」と決めつける前にぜひ周りの大人に相談をしてみてください!

ということです。

できれば、仕事を楽しんでいそうな大人に相談するのがお勧めです。
本格的な就職活動はその後で良いと思います。
道と視界が開けた後に自分にあう会社を探しましょう。

ちなみに以前、お仕事をご一緒させていただいた
人格者で仕事のできる看護部長はこんな風におっしゃっていました。

「私たちがどんなに手間をかけても離職者はでてしまうのだけど、
辞める子に、”私は看護師は向いていなかった”なんて
絶対に思わせないように送り出しなさいと
師長たちには口を酸っぱくして言っています。
うちの文化やペースが向いていなかっただけで、
それは看護師が向いていないということとは必ずしも一致しないから。
最悪、本当に看護師が向いていなかったとしても
必ず輝ける場所があるということを示して送り出してあげてほしいと思います。
自信をなくして辞めさせるのではなく
希望をもてるように送り出してあげなさいと言っています。」

こういう考えをもっている組織に所属すれば、
一生この組織にいることがなかったとしても必ずあなたの人生の
プラスになると思います。

実際、こうしたお考えで運営されている組織では
基本的にほとんど前向きな離職しかないですし、
辞めた人とも良好な関係を築いているので出戻りも多かったりするんですよね。

こういうポイントも就職活動の軸にしても良いと思います。

キャリアに悩む若者の参考になれば幸いです。

PS もし周りに相談できる人がいなければ、DMください\(^o^)/

https://www.instagram.com/hideaki_kanamori/

人事コンサルタント
金森秀晃

金森秀晃LINE公式 友達募集中!

            CTA-IMAGE 限定動画や特別なクーポンもお届け! 是非ご登録くださいませ。

組織活性カテゴリの最新記事