「ここに来るまでに、色々なことを犠牲にしてきた。」
トップアスリートや成功した起業家、成功したアーティストが
このようなニュアンスのことを話すのを聞いたことがあるという方は
珍しくないのではないでしょうか。
確かに得たい結果を獲得するために研究や鍛錬を重ねて、
戦ってきたからこその今があるという意味で、
背筋が伸びる言葉だといつも思うのですが、
ふと「そういえば、大谷選手からは
その言葉が出てこなそう…」と思いました。
みなさんもそういうイメージありませんか?笑
例えばですが、
「行きたかった飲み会も全部我慢して、
鍛えてしっかり寝ることを優先しました。」
というよりは
「飲み会って何が楽しいんですか。
それよりも早く帰ってトレーニングしてプロテイン飲んで
野球で結果を出したいです。」
というイメージなのです。
(イメージですよ!笑)
あんな柔和で優しい顔したジェントルマンですが、
心の中はまさに「目的意識の権化」。
獲物(結果)を狙うハンターだと思います。
色々なことを「犠牲にして」というよりは、
それよりも大切なこと(野球で結果を出す、野球がうまくなる)に集中した結果、
野球の結果を出すために必要なことで埋め尽くされているというように見えました。
(結果的にそれ以外のことがあぶれたイメージ)
大谷選手の目的意識に結果を出すために必要なすべての分子が引き寄せられて、
それらをすべて吸収して、まさに「野球の化身」になったような印象です。
そういう意味では、大谷選手は野球の化身でもあり
「目的意識の化身」でもあると思いました。
ここまでの目的意識をというのは、常人には難しいところもあるかもしれませんが、
10%でも20%でも真似することができれば、
身近な界隈では圧倒的な成果を出せるのではと感じた次第です。
この目的のためなら、こちらを優先したいと思えるものが信念だとも言えると思うので、
誘惑がちらつくたびに、自分の目的意識、信念が試されていると思って
自分自身を強化していきたいですね!
人事コンサルタント
金森秀晃