あけましておめでとうございます。
コンサルティング事業部 講師の三上絢愛です。
今日は金森 社長のブログをジャックいたします。
年が明け1週間たちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナも少し落ち着き帰省した方も多かったと思います。
お正月には家族・親戚といえども異なる年齢や世代が集まるので
長時間共にすることで世代間ギャップが生じ
気疲れする方もいらっしゃるかもしれません。
つい先日も病院の看護部長様から
正月明けこのような相談事項がありました。
「うちの病院は中間層がほぼいないので
若手職員との橋渡しがいなくて困ってます。
ベテランは新しい世代の価値観をわかろうとしないし、
これからコロナ世代がはいってくるのに不安です(◎_◎)」
確かに経営者の方、人事のご担当者様から
このようなご相談はかなり増えてきております。
実際、直接現場の管理者の方にお話を伺うと
・自分と話があわない場合は諦めたくなる…
・話が合わなすぎて接触するのを避けたくなる…
・できれば話したくない…
などなど
私たちは勝手に苦手な年代、苦手なタイプなど決めつけて
嫌なこと・人から目を背けたり、
避けることで終わらせていることが多いかもしれません。
それは組織にとっても、個人にとっても
チャンスを逃している可能性があるのでもったいないですよね。
この状況を回避するための解決策があります!
【ポイントは1つ】
異なる価値観を自ら取りに行くことです!
一見しんどいことのように思われますが、
むしろ考えの幅が広がり、新たな思考の化学反応がおきるので
仕事もプライベートも楽になります(^o^)/
私自身、リーダーになりたての時に年の離れた部下と
コミュニケーションがとれず悩んだ時期がありました。
そんな時に代表の金森に相談したところ
「●●さんのことを自ら知ろうとしてる?避けてる自分がいるならもったいない。
人は全員が価値観が異なるし、むしろ価値観が違うほうが面白いじゃない♪
異なる価値観は今までにないことを自分に取り入れることになるから
自分の考えに化学反応を起こして可能性も広がるよ!」
代表の言葉がきっかけで私は全く価値観が異なる部下が
・どのようなことが好きで
・どのような会話の時に目を輝かせているか
自分から話しかけて知ろうとしました。
部下はある女性アイドルグループの熱狂的なファンなのですが
なぜ好きなのか掘り下げて話を聞いたことがありました。
部下は理由を楽しそうに話してくれました。
「ライブでの観客との一体感!
常に時代に合わせてライブを工夫し最先端を目指しているところ!
グループの絆!ですよ!三上さんも一度直接見てほしいです!」
ただ何となくいってたのではなく、
部下が大事にしていることや明確な理由を聞いて頼もしくなりました。
(* ´艸`)
それまでは、まったく興味がなかったことに
私自身が刺激をうけるようになったり
部下の新たな一面や良さが見えてくるようになりました。
部下も心を開くようになり、
自ら相談を持ち掛けてくれるようになりました。
これこそが「異なる価値観がもたらす化学反応」なのだなと実感しました。
それまではつい話が通じないことにイライラしてしまう自分がいたり
もう言ってもしかたないと諦めてさける自分がいましたが
異なる価値観は自分の考えや行動までも変えてくれ
成長させてくれるものなのだと気づかされました。
私のように世代間のギャップや価値観の相違で
悩む管理者の方は多いかと思いますが
解釈を変えるだけで、コミュニケーションがとりやすくなり
仕事が進みやすくなります。
(^^)
昨年、病院から組織改革の取り組みのご依頼があり、
『マインドセット研修』を開催させていただきました。
19歳~69歳と幅広い年齢層で職種も全職種対象で行ったのですが
経営者の方からはこのような嬉しい中間報告がございました。
「時代背景も違えば、育った環境も違う。
年齢や経験、性格も異なる中で、そもそも全員価値観が違うという
前提の認識がないことに職員が気づけたように感じました。
異なる価値観を自ら取りにいくことこそが、自分たちの可能性を広げてくれるものだと
実感できる内容で目からうろこでした。
世代を超えてロープレなどを行ったことで、
職員のコミュニケーションの取り方が大きく変わりました。
年配の管理者の考えは変わるのかなという心配もあるなかで、
受けてもらいよかったと感じています。
これから激変する世の中で、異なる価値観を宝として職員が
成長していけるのではないかと可能性を感じました。
後半の研修も楽しみにしています。」
認知を変えるだけでこれだけ職員の方の行動が変わることは
画期的ですよね(^0^)
世代間ギャップがあり組織全体の統率が取りにくい…
異なる価値観を受け入れられない管理者・中間層が多い…
新世代対策が取れてない…
そんなお悩みをお持ちの経営者様、人材育成ご担当者様
異なる価値観を味方にし、組織に化学反応を起こす方法は沢山あります。
何から着手してよいか迷われる場合はご相談ください。
ひとり一人を活かし組織強化のお役に立てましたら幸いです。
人事コンサルタント・講師
三上絢愛