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当たり前の機能に気づく

当たり前の機能に気づく

「体調を崩すと、自分の体内でそれぞれの組織達が自分の役割を果たすべく粛々と機能しているか、改めて気づかされました。」

先日、弊社のスタッフがインフルエンザに罹ったときに、
うなされつつそういうことを思ったそうです。
その考えに至ったのは、体調不良によってもたらされた”絶望”がスタートだったとのこと(´Д`)

罹ったことがある方は想像に難くないかもしれませんが
高熱がキツいだけではなく
体勢が変わることによる血圧変動に適応できずに嘔吐&貧血
起きて体を支えられない
音や光などの刺激で頭痛がする
味覚がない
目を閉じても瞼の裏にずっと残像がチラつく感じがして眠れない
という感じだったそうです。

スタッフは「私はちょっとやそっとじゃ休まないし、身体の丈夫さにはちょっと自信があったので”ない”ことが多すぎて”こんなこともできなくなっちゃうんだ・・・”と絶望してましたよ笑」
と言っていました。

とはいえ布団に横になりながらいろいろと考えごとをしていると、当たり前だと思っていた(思い込んでいた)ことができなくなっているからショックなんだろうなと思い直したそうです。

そこから日々のプチトレーニングを始めたそうです。
・完全に起き上がると気持ち悪くなるので、畳んだ布団に寄りかかるようにして体を少しでも起こす時間を作る。
・わざとテレビをつけて、画面を見なくても音と光に慣らす時間を1日1時間設ける。
などといった具合で実施し、疲れたしやめようかなと思ったところでプラス15分~30分くらい延ばす。
それでも大丈夫ならば次はセット数を増やすという感じでやってみたのだそう。
すると、少しずつ体が適応しようとするのが自分の体だけど改めてすごいなと思ったのだとか。

「元気な時には難なくできることでも、あの時はしんどくて仕方がなかったです。
だからこそ変化を見つけられるようにしてたんです。じゃないと本当に”絶望”しちゃいますから。」
と笑いながら話してくれました。

もちろん本当に具合が悪いときは休むことが大前提ですが
どんなに小さくとも自分でハードルを設定して挑むと結果は”自分で作ったもの”という感覚が得られやすいのだと思います。
これが希望の種になって、ふさぎ込みやすい時に前を向きたくなるのかもしれません。

一見すると分が悪いと感じる状況の時ほど
新たな解釈を作るチャンスしかないのかもしれませんね。
日々精進!

人事コンサルタント
金森秀晃

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