上司からの信頼が厚く、成果を出し続けている同僚やキラキラした友人を見て
「うまくいっていてうらやましい」
「どうすれば自分も “うまくいく人” になれるのかな・・・」
と感じて、自分はダメだなと思って落ち込んじゃうんです・・・
なんてことはありませんか?
昨今だとSNSなどで必要以上に見聞きする機会も増えたことも影響して比較しやすい環境にあると言えるかもしれませんね。
生まれ持った容姿や才能
学歴
人脈
「もともと持ち合わせているものや環境要因が大きく影響しているだろうし気にしても仕方ない!」
と片づけてしまうのは、ちょっと待ったー!!笑
もしかすると間違った”夢の見方”をしているからなのかもしれません。
コンサルティングの中で多くの経営者や管理者の方々から、これまで歩まれた軌跡のお話を伺うと
ポイントは”小さな夢”と”継続”なのではないかと感じることが多々あります。
今回はイメージしやすいように、失敗体質と成功体質として共有してみようと思います!
失敗体質の人は”大きな夢”をみます。
一見するといいことのように感じますが・・・
この時の視点にちょっと惜しい所があるかもしれません(-_-;)
例えば「エベレストに登ってみたい」と思ったとします。
失敗体質の人は、いきなり「エベレストの頂上にいる自分」という大きな夢をみます。
実際はまだふもとにいる現実を見ず、やみくもにできそう・よさそうな行動をとり上手くいかないと「絶対に無理だ」「できない」と考え、諦めてしまう・・・という感じです。
そういう意味では、失敗体質の人は失敗してるわけではなくて、継続しやすい工夫をしていなかっただけとも言えるかもしれませんね。
一方、成功体質の方の場合はというと・・・
まずはふもとにいるという現実をしっかり見つめます。
そして、「いつかエベレストに登ろう」
「そのために、いまなにができるかな?」
「体力が足りないだろうから、まずは近所の公園を5周走ることから始めよう」
といった流れで、”小さな夢”を見ることから始めます。
現実をしっかり見ているからこそ、小さな夢を見られるともいえるかもしれませんね。
本人にとって”小さな夢”ですので、大きな夢よりは叶えるハードルが低く感じられるというのもポイントだと思います。
1週間、2週間と公園5周のランニングを続ければ、「もう全然平気だ、今日からは10周にしよう」という具合に、少しずつ夢を大きくしていきます。
そうして大きな成功に至るまでのプロセスで、小さな成功体験をどんどん重ねていきながら、「前の夢も叶えられたのだから、次の少しだけ大きい夢だってきっと叶えられる!」と考え、徐々にステップアップしながら最終的な目標を達成できるのでしょうね。
とはいえ、成功者の人も毎回のようにエベレストに登頂成功!
ということはあり得ないのは想像に難くありませんよね。
それでも、小さな夢を叶えるプロセスで富士山くらいの山が登れるようになれば、
成功体質のプロセスはどんどん強化されているのだと思います。
夢の見方と一口に言っても、どんな見方をしているかで結果は変わりそうですよね。
自分の歩んだプロセスで結果を変えられるかも・・・!
そう思えるだけで、ちょっとでも励まされたような気がします笑
日々精進(^^)/
人事コンサルタント
金森 秀晃