・芦田愛菜さんのように子役出身の方で大きくなっても変わらず活躍し続ける方
・木村拓哉さんのように長く第一線で活躍する芸能人
・ダルビッシュ選手のように長く第一線で活躍するスポーツ選手
・ライフステージや役割が変わっても成果を出し続けるビジネスマン
・年配の方で経験豊富で頼りになるのにいつも若々しく謙虚な人格者
姿形も、生まれ持った才能も、活躍するフィールドも違いますが、
こういった方々にはある一つの共通点があると言われています。
それは…
メタ認知レベルが高い
(客観性が高い)
ということです。
自分を冷静に俯瞰してみることができるということですが、
要は「自分が特別な存在だ」という勘違いをしない人たちなのだそうです。
例えば、若くして「天才子役」ともてはやされたり、
「売れっ子」「重要人物」として扱われたりすると、
一般的には「自分(だけ)がすごい人間で、重要な人物だ」と
思ってしまうのは当然のことだと思います。
もちろん、天賦の才があるからこそ、
そうした活躍ができるとは思うのですが、
才能だけでは長く活躍することはできません。
人は一人で生きているわけではありませんし
仕事やスポーツにおいて自分以外の人のサポートなくして
結果を出し続けることはほぼ不可能だからです。
「自分は特別な存在だ」と勘違いした瞬間に
周囲の協力者が徐々に離れていくという構図なのでしょうね。
自分そのものは特別な存在ではなく
価値があるわけでもないという前提にたつからこそ、
一つひとつのお仕事や出会いを大切にしたり、
周囲の方々に心から感謝することができたり、
変なプライドもなく周囲の方の意見に耳を傾けることができるのだと思います。
能力もあって才能溢れる人たちでさえ、
そうした前提にたってどこかで常に技を磨いていると思うと、
より謙虚な気持ちで毎日に向き合えるような気がしますね。
メタ認知が呼吸になるような毎日を送りたいと思います!
※注
「価値がないという前提で」というと、
「私に価値がない」と落ち込んでしまう方がいるのですが、
そういうことではなくて
「自分そのものには特別な価値がない」という前提に立つからこそ
人との出会い、経験するもの、気づくもの、感じるもの
すべてに価値・意味があるという話でございます!念のためm(__)m
人事コンサルタント
金森秀晃