昔、私が会社員だった頃は本当に怠惰な男だったので（笑）
毎日のように
「なんか効率よく成果が出る方法ないかな？」
と思っていたのですが、
みなさんもそんな風に思ったりすることはありませんか？
その時の私は、ある意味恐れ知らずだったので（笑）
それをそのまま先輩に質問してみたことがあるのですが、
当時その先輩（野村證券の本社にいらっしゃった方なので、
とんでもなく仕事ができて、効率の権化のように見えました。笑）は、
こんな風にアドバイスを下さいました。
「効率よく成果を出したければ、
あまり目先の効率は求めない方がいいと思うよ。」
言わんとすることはなんとなくわかるものの、
私の”もっと欲しがる”目をみて…
「一つ心がけてることがあるとすれば、
すべての仕事を自分の名刺代わりになるようにするということかな。」
と付け加えてくださいました。
確かにすべての仕事をただ「お仕事」として取り組む人と、
「名刺代わりになる仕事に」と考えて取り組む人では
仕事のパフォーマンスも相手に与える印象も全く変わってくると思います。
もしかしたら「お仕事」としてやっている人は
目先の効率を求めてやればやるほど疲れてしまうかもしれませんが、
後者の仕事の仕方ではファンがファンを呼び、
数年後にはどんどん仕事が楽に、効果的なものになっているかもしれません。
効率を求めるのは悪いことではないけれど、
（頑張らなくても）徐々に成果が出るようになっていく呼吸を身に着けたほうがお得だという
先輩からの愛あるメッセージだったわけですが、
実はこれは会社経営をしていく上での大切な指針にもなっています。
・一つひとつのプロジェクトが名刺代わりになるように必ず成功させる
・一つひとつの施術を語り継がれるくらいの伝説の施術にする
・この決断が後に語り継がれる「レジェンド」になるように今をやりきる
こういう気持ちで仕事に向き合ってくれるスタッフが
増えてきてくれたことを誇りに思いますし、
実際に会社として名刺代わりになるプロジェクトがどんどん増えてきてワクワクしています。
新年度始まってすぐですが、今年１年、
名刺代わりの仕事をどんどん増やしていけるように頑張りたいと思います！
人事コンサルタント
金森秀晃
