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マネジメントも準備が9割?!

マネジメントも準備が9割?!

マネジメントにおける悩みは、様々なケースで私たちに降りかかってきます。
形は変われどいつの時代も悩みが尽きないですよね。

ここ最近、よく伺うなと思うものを一つ挙げてみます!
部下の計画性のなさに手を焼いているというものです。
上司自身が巻き取るだけではなく、周囲のスタッフにも影響が出るだけではなく
最悪の場合お客様に迷惑をかけてしまうかもしれないのだとか。

具体的には
・締め切りを守らない、会議をすっぽかす
・依頼事項がなかったことになっている(他の事をやっているうちに忘れてしまう)
・段取りの合意を取ったことを、自分の都合で悪気なく変えて事後報告する
などなど・・・(-_-;)

ざっくりまとめると”自分のとった言動の余波を考えず、目の前のことに対応している”状態と言えるかもしれません。
上司側からすると、確かにこれでは
”また締切に間に合わないのではないか・・・”
”万が一、お客様に不利益をもたらせてしまったら・・・”など不安が膨らみ
仕事を任せるのに躊躇してしまいそうですよね。

”正直、理解の範疇を超えてるよ・・・”と
部下のすべてが問題の塊のように見えてしまうこともあるでしょう(-_-;)

このような手詰まり状態になった時に
すでにありとあらゆる対策を立てているかと思います。

マネジメントも準備が9割!ということで
今回は対策そのものの精度をさらにUPさせるための
事前準備のポイントを共有したいと思います!

一言でお伝えするとしたら、問題の実態を把握&分類することです。
先述したケースであれば部下に計画性がないと感じる言動が本当に問題なのか?
原因と結果の表出され方を精査するということですね!

手順を3ステップにまとめてみると・・・
▼ステップ1:問題だと思う具体的な言動をピックアップする
例えば書類があちこちに散乱しているのか? 締切を破るのか? いつも会議に遅れてくるのか?

▼ステップ2:ステップ1による影響を事実ベースで考える
そのスタッフの行動が、どのように本人やチームパフォーマンスを妨げているか?を考えます。
例えば
・毎回会議に10分遅れてくる→本人が来たら状況を共有するため、会議の流れが止まってしまう
・デスクに書類が山積みになっていて汚い→見ていると気分があまりよくない

▼ステップ3:課題の仕分けをする
ステップ2を考えたら、スタッフのやり方が悪い結果をもたらしているものと
単にスタイルの違いによるもののどちらかに分類してみましょう。
ステップ2の例であれば
・会議に遅れてくる→これは介入の必要あり
・デスクが汚い→直接的な問題ではないので介入の優先度は低い
という感じです。

問題の実態を丁寧に把握してみると
本当に解決すべき部分と譲歩できる(個人的には気に障るけどさして問題にしなくてもいい)部分が浮き彫りになってくると思います。
大きく感じていた問題をシンプルに解決の糸口が見えてくるでしょう。

何らかの問題を感じると、すべてが問題だと大きく捉えてしまいがちです。
対人の場合、その人の人間性までをも否定することになりかねないかもしれません。

マネジメントの対策を講じる前にひと手間かけて
課題を仕分けすると、本当にアプローチすべきことに注力できますし
スタッフの活かしどころの理解もより深まるように思います。
ぜひ活用なさってみてください!

人事コンサルタント
金森秀晃

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