創業初?!月額1000円(学生は480円)で学べるオンラインコミュニティ「COA」開講中! 詳細はここをクリック!

言葉にしないメッセージ

言葉にしないメッセージ

先日スタッフと談笑していた時のことです。
「言葉だけではなくて行動で相手へのメッセージを示すことの大切さを目の当たりにしました。」と話していました。

どういうことかよくよく聞いてみるとスタッフの3歳になる甥っ子の変化だったのだそうです。
帰省して久しぶりに会っても、物怖じすることなく「遊ぼう!」と話しかけてきたり、自分のアメを勧めてくれたりしてきてくれたんだとか。

ただ一方で、想像以上にやんちゃになっていたそうで・・・
・食事中に走り回って他の人が食べるのを邪魔する
・お母さんに叱られ、謝るように諭されると「僕悪くないもん!お母さんが先に謝って!」と絶叫する
などなど、スタッフの目からみると”やりたい放題”だったそうです。
スタッフ含め周りの大人たちは、静かにするように諭したものの一向に収まらず・・・(´д`)

このような状態になってしまう要因をスタッフなりに考えてみたところ
甥っ子を静かにさせ、大人が扱いやすいように押さえつけようとすることで
”あなたはうるさい、みんなを困らせる人間”
という無言のメッセージを送り続けていたのかもしれないと思ったそうです。

スタッフは甥っ子からすると、自分が子供だからと対等に扱われてないということを察知し、
私達が無言のメッセージとして送っていた”うるさい人間”になっていただけなのかもしれないな・・・と反省し、大人たちと話すように甥っ子と話すように変えたのだそうです。

これで”あなたは私たちと同じ立場だと思っているよ”
という無言のメッセージを送ることを試みました。
具体的には「今日って何曜日だっけ?」などととわかってることを敢えて質問し、
甥っ子が答えたら「そうだったね、ありがとう!助かったよ。」と感謝の言葉をかけることを何回か続けるというもの。

すると甥っ子は自ら手伝いを申し出てきたり、
いつもは母親に手伝ってもらう身支度をひとりでやり始めたんだそうです!

スタッフは「言葉の背景にどういうメッセージを込めてるかを意識していないと恐ろしいなと思いました。
その場をどうにか対処しようとする言葉ではなくて、少し先の未来のことまで考えて言動をとることの重要性を甥っ子から学ばされました。
お客様に接する時もこの感覚を持つことが”なんとかしてくれるかもしれない”とお客様が希望の火を灯すきっかけを作れるのかもしれないですね。」
と話してくれました。

大人も子供も聞き取れる言葉だけではなく、その奥にある発信源やメッセージを感じ取る嗅覚のようなものがあるのかもしれませんね。
潜在的な部分に着目するのはコンサルタントとしての基本ですが
基本に忠実であることの重要性をスタッフを通じて再認識させてもらいました。
日々精進!

人事コンサルタント
金森 秀晃

金森秀晃LINE公式 友達募集中!

            CTA-IMAGE 限定動画や特別なクーポンもお届け! 是非ご登録くださいませ。

組織活性カテゴリの最新記事