こんにちは!コンサルティング事業部の宮尾です。
本日は私が社長のブログをジャックいたします!
2023年が明けてあっという間に1ヶ月が過ぎようとしていますね。
なんたる時間の早さ…と白目を向きそうな今日このごろです。
この間、年明けの金曜ロードショーで『ハウルの動く城』が
放送されていましたね!
その放送をたまたま観て、共感について考えさせられたことが
ありました。
この映画が公開されたのは2004年。
当時小学生だった頃に観たときは、いろんな場面でハラハラ
ドキドキさせられた記憶がありますが、子供の頃の私は
話の途中で主人公やヒロインの障害となる「荒れ地の魔女」という
キャラクターにイライラしていました。笑
話の要所要所で、絶妙な、嫌がらせなのか?!というレベルの
行動でハウルたちを危機に晒す荒れ地の魔女…。
そういう立ち位置のキャラなのだから仕方ないよね、と
当時は思っていたのですが、先日のテレビ放送でもう一度観ると
イライラするどころか、むしろ心温まっている自分に気づきました。
最後の方のシーンで、ハウルの心臓を、荒地の魔女が
ヒロインのソフィから奪おうとするのですが
ソフィの切実なお願いに折れ、「仕方ないね」と返します。
子供の頃は仕方ないねじゃないわ!さっさと返しなさいよ!
と思っていたのですが(笑)、あれだけ執着していたものを
手放せるってすごいな!と感想が変わっていたのです。
(※補足:荒地の魔女は物語の最初からハウルの心臓を欲しがっています)
どうして手放せたのだろうか?と考えたときに
以前の金森社長の記事、『相手に100%合わせることで新しい価値観ができる』という、まさにこれのような現象が起きたからではないかと思いました。
ソフィ自身も、愛する人の生死がかかっているわけですから
早く返してよ!という気持ちになっておかしくないはずです。
しかし、ソフィは荒れ地の魔女の価値観を馬鹿にしたり否定することなく
抱きしめて切実にお願いします。
そのソフィの態度を受け、おそらく欲しいという気持ちは残っているのですが
ソフィの気持ちに共感できた荒地の魔女は、初めて譲ることができたんじゃないかと感じたのです。
生きていると、価値観の違う人のほうがほとんどで、
そして中には自分にとって全くもって「理解しがたい」と感じる
価値観の人もいると思います。
小学生の頃のわたしは「気が合わないから友達にならない!」という
選択をしていましたが、大人になると当然そうもいきません。(笑)
また、相手の価値観に合わせることは自分が我慢して…という抑制する
イメージもありました。
改めて作品を観たことで、相手に100%合わせることは、抑制ではなく解決できる問題が増えたり、社長の記事にもあるように自分の人格を成長させるのだなあと理解を深めることができました!(^O^)
ついつい居心地の良い「価値観」に居座りたくなりますが
戸惑う価値観に出会ったときこそチャンス!と捉えて
精進してまいりたいと思います!
コンサルティング事業部
コンサルタント
宮尾 知花