「あぁ、なんだかついてないなぁ」
「あぁ、なんで自分はあの時そっちを選んでしまったんだろう」
こんなことをしょっちゅう思っては、
一喜一憂してしまうボクですが(まだまだ修行が足りませんね…)、
そんな時、もう一人の自分である「カレ」が
生身の僕に静かに問いかけてきます。
「本当についてないと思ってるの?
随分、傲慢だね」
例えば、車の渋滞。
なんだか奥が詰まっていそう、
こちらの道の方が流れていそうだと思って迂回したら
道を変えた途端に事故渋滞に巻き込まれてさらに足止めをくう…
これって、なんだかすごく損したように感じますよね。
こんなときに、生身のボクは
「いやいや、どういう仕打ちだよ。
そのまま進めばよかった…!」
なんて気持ちになってしまいがちです。
でも”カレ”の言う通り
それが本当に「運が悪い」かなんて
誰が決めたんでしょう?
そうです、それは紛れもなく「ボク」自身です。
事故渋滞に巻き込まれて損をしたと思ったけれど
もしかしたら、そのまま進んでいたら
もっとよくないトラブルに巻き込まれていたかもしれない…
自分が事故の当事者になっていたかもしれない…
そういう世界線のことは全く考えていませんでした。
そう考えると「運が悪い」「損をした」
なんて思いこむことも確かに
感謝が足りず傲慢極まりないと思えました。
一見「損をしたかも」と思ったときこそ
より最悪想定の世界線を描いて
何か前向きな意味を見出せる自分でありたいと気づかされました。
数年前に発行させていただいた書籍ですが、
未練がましくも(笑)
この本に一つ法則を追記しくなった金森でした(/ω\)笑
人事コンサルタント
金森秀晃