”Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.”
一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である
アインシュタインの言葉です。
うぅ・・・、刺さる・・・!(´д`)
内心ドキリとなさった方もいらっしゃるかもしれませんね。
このアインシュタインの言葉以外にも、世に名を残した偉人たちの格言には失敗にまつわる言葉が数多くあります。
それだけ失敗というのは、どれほどの偉人たちでも味わっている身近なものだと言えますよね。
一方で、大半の方がほんとは嫌だなと思いつつも
「私は石橋を叩きまくってなかなか前に進めませんよ」とか
「失敗するとしばらく凹んじゃうんですよね」と感じているというお悩みをよく伺います。
これは失敗を失敗(してはならないもの)と捉えていることにより生じるものです。
つまり、失敗をしなくなることを目指すのではなく失敗を受け入れられれば、
結果的に失敗によって心を乱されたり立ち止まったりする時間を短縮できるようになるということですね!
そこで今回は失敗を受け入れるシンプルなポイントを共有したいと思います。
ポイントはズバリ”数値化”をするということです。
失敗を受け入れられないのはいくつか原因があり
・失敗の中身を見られず、漠然と捉えている
・失敗の原因を気合や根性が足りないせいだと思っている
・失敗をどうすると活かせるかまで考えられていないといったところです。
これらは全て数値化をすることで
・どのくらい乖離があるのかを感覚ではなくて客観的に把握できる
・気合や根性だけに偏らず、物理的に実施可能なのかを評価できる
・乖離を把握した所に対して、具体的な策を講じることができるという風に変容させることができます。
例えば、資格取得するという目標を立てたとします。
「1日10ページテキストをやる」という目標を立てて、
結果1日に8ページしかできなかったとします。
すると次にどうすれば10ページできるのか、
またはそもそも10ページの目標が高かったのかそれを分析することができます。
この数値化というポイントを押さえておくと、
「失敗って結構ありがたいものかも・・・」と
次第に失敗への捉え方も変わってきそうですよね!
失敗という結果は、過去の自己選択の積み重ねです。
失敗を後ろ向きなエネルギーとして浪費させるのか・・・
受け入れて前進するエネルギーとして使うのか・・・
結果をどう使うかは、過去の自分に対しての感謝と尊重とも言えるかもしれませんね。
ぜひ活用なさってみてください!
人事コンサルタント
金森 秀晃