突然ですが、のどが痛い！！という時に「トローチ」のお世話になった方は少なくないことでしょう。
皆さんは、あのトローチの真ん中に穴が開いている理由をご存じですか？
私はあれを見るたびに昔子どもの頃に行った駄菓子屋さんの「笛ラムネ」を思い出し
懐かしい気持ちになっていたのですが、
なぜ真ん中に穴が開いているのか本当の理由を知りませんでした。
長年知らずに生きてきたわけですが
先日たまたまお見かけした記事でついにその謎が解けたのです。
あの真ん中の穴はもちろん笛を吹くためではなく…
「誤って飲み込んだ時に気道を完全に塞がないため（窒息防止）」
という目的があるということでした。
あの小さな穴が今までトローチを誤飲してしまったたくさんの方を救ってきたかと思うと、
なんだか感慨深い気持ちにもなりますが、
何よりこの世の中には私たちが意味を知ろうとしないだけで
「深い」意味を持つものがたくさんあるんだろうなと
気づかされた次第です。
それが商品やサービスであれば、拘りや選ばれる秘訣かもしれませんし、
対人関係におけるコミュニケーションであれば
「自分が知り得ない他人の意図や目的」なのかもしれません。
例えば、親御さんや上司の言葉が若い時は納得できず
受け入れられなかったとしても、
年をとってからはよく理解できるということは皆さんも経験があると思います。
ということは！
むしろ不納得感や不快感を感じる言葉に出会ったときこそ
「これには、自分には知り得ない意味があるのではないか？」
と考えた方が、気づけることが多く
成長が早いということなのではないかと思うのです。
トローチの話からは少しそれましたが（笑）
自分が何となく当たり前に思っていること（平凡な日常になってしまっていること）や、
今の自分には理解しえないもの、理解しようともしていないものに目を向けて、
意味を考え続ける姿勢を手に入れれば、日々発見だらけで
世界がキラキラ見えてきそうだなと感じました。
そう考えると何でもない日常を虹色に変えるのは、
自分の意思によるところが大きいのかもしれませんね♪
人事コンサルタント
金森秀晃
