自分の部下にどういう人材になって欲しいと思いますか?
置かれている立場や業務内容によって様々かもしれませんが、
任されている仕事で結果を作り自組織に貢献できるようになることは
共通のことだと思います。
このような人材になる過程では、直面する様々な課題をクリアせねばなりません。
このブログをご覧になっている方々は幾度もご経験なさっているかと思います。
部下に課題をクリアさせるためには
本人に”折れないしなやかマインド”をいかに構築させるかがポイントです。
本日は、しなやかマインドの3要素と上司が出来る働きかけについてまとめてみました!
要素1:「なんとかなる!」マインド
前向きと楽観のマインドです
楽観的で前向きでいることが自己受容(よいところも悪いところも好き、前向きであること)を高め、失敗や不安を引きずらないようになります。
このマインドを育むために上司ができることとしては、
失敗して落ち込んでいるときはアドバイスせず聞くに徹する、
結果が得られたときは、プロセスもセットで褒める
などが考えられます。
要素2:「ありがとう!」マインド
つながりと感謝のマインドです
家族や友達、周囲の人を喜ばせることや、愛情を感じること、感謝の気持ちを持つことなど、他者とのつながりが幸福度を高めます。
このマインドを育むために上司ができることとしては
”なんか違うんだよな・・・”と思っても第一声は「ありがとう」から始める
などが考えられます。
要素3:「ありのままに!」マインド
独立と自分らしさの因子です。
他人と自分を比較・評価することなく、自分らしくいられる人は目的がブレにくく、結果行動も継続されやすいです。
このマインドを育むために上司ができることとしては、他の部下や自分が若い頃などと比較しない
、どうしたらいいかを相談されたら「あなたはどう思う?」と本人に意見を先に言わせるなどです。
いかがでしょうか?
言葉で書いてみると、シンプルでわかりやすいものばかりですし
すでにやってるよというものが多いかもしれません。
だからこそ改めてトコトンやってみるとまた一段階上がった気づきが得られるように思います。
参考になりましたら幸いです!
人事コンサルタント
金森 秀晃