読書や勉強、運動、早起きなど習慣化させたいことはなんでしょうか?
最初は張り切って始めるものの、継続できず三日坊主になってしまう・・・
というご経験がない方はほぼいないはす!
といってもいいかもしれませんね。
先日、弊社の社員と談笑していた際に三日坊主についてこんなことを話してくれたスタッフがいました。
本人曰く「習慣化するには一時的な三日坊主は必須だと思います!」とのこと。
三日坊主という言葉には、継続できないなど一般的にあまりプラスのイメージがないことが多いですよね。
そういったイメージも手伝って、その場にいたスタッフはみんな”?”が飛び交っていました笑
よくよく話を聞いてみると、
以前やっていた習慣をスタッフが再開させた所、
以前途中でやめてしまったからこそ、今の定着に繋がったという実感を得ることがあったのだとか。
話してくれたことをまとめると、
定着に繋がったポイントが3つあります。
①習慣を取り入れる目的を改めて考え、やると決める(もしくはやらないと決める)ようになる
→やみくもに行動だけ変えようとすると続かないですが、一度やめていたことで
目的を考え直し、やっぱり必要だと目的への納得感が高まったそうです。
②自分を過信しなくなる
→以前途中でやめていることもあるので、続かないことに過剰に反応しなくなる
(確かに、なんで続かないんだ・・・!(-_-;)と思うと落ち込んでイヤになることがありそうですね!)
③習慣化の方向性が正しいと分かり、安心して行動できる
→始めたばかりのころは「こんな感じでいいのだろうか」と思考錯誤していたそうです。
その後①のように再開させるときに目的を考え直して納得感を高められたことで、
自分の習慣化方向性に信頼感が高まり、必要以上に思考錯誤する(合ってるか間違えているかを気にしすぎる)エネルギーが削減できたのだそうです。
スタッフは
「以前は続かないと、根性ややる気が足りないんだろうかなど思うことがありましたが
三日坊主になっていたことでその習慣がやっぱり必要だと納得感が高まりました。
すんなり継続できることも大事ですが、一度やめても再開させることで習慣に愛着がわくと思います」と話してくれました。
習慣はコンスタントに継続しないと意味がないと思い込みがち。
三日坊主になることが習慣の定着を深めてくれると思うと、
つまづきだと思っていたことが、順調なプロセスにのっている証拠だとも言えそうですね!
人事コンサルタント
金森秀晃