経営改善をして利益を増やそうと思ったら、
一番手っ取り早い方法は何だと思いますか？
・優秀な経営コンサルタントを迎え入れる
・病院経営に詳しい院長や事務長を雇う
・医師にインセンティブを付けて売り上げをあげてもらう
様々な方法が考えられるかと思います。
経営コンサルタントに依頼をすれば
場合によっては億単位のコンサルフィーがかかる場合もありますし、
病院経営に詳しい院長や事務長というのも
「そんなに簡単に雇えたら世話ないわ！」というところかと思います。
医師にインセンティブをというのは、
しっかりと医師の評価制度が機能すればそれもよいかもしれませんが、
それなりの手間と時間が必要になるでしょう。
では、もう少し簡単に病院の経営を改善するにはどうしたらよいか？
ミーティングを変える！！
実はこれが最も簡単で、最も効果的な手段です。
もし今やっている運営会議が、
決定事項を伝達するだけの会議だとしたら、
ミーティングのあり方や捉え方、やり方を変えるだけで、
経営改善・収益向上に関する情報が続々と入ってくることになるでしょう。
・この資格を持っている人がいるから、実はこの加算を取れるはずだと思っていました…
・今は申請していませんが、実は十分要件を満たす加算があります
・調査してみないとわかりませんが、この加算がとれるはずだと思うのですが…
などなど、いわゆる「算定漏れ」「請求漏れ」の可能性が発覚したりすることがあります。
その他にも、思いもよらないところで職員の離職理由が判明したり、
採用のヒントになる情報が出てきたり、
様々な有益情報が飛び交うようになることでしょう。
それらを生かすも殺すもトップ次第ということはもちろんありますが、
経営改善のヒントはこうした情報共有の仕組みによって成り立っているわけです。
実は、私たちが人事コンサルタントとして人事評価制度を作る中で、
現場の方とのミーティング、経営陣も交えたミーティングを重視する理由はここにあります。
人事評価制度構築の過程を通じて経営改善までしてしまうということに
大きな意味があると考えています。
もちろん今すぐ人事評価制度を構築しないとしても
ミーティングメソッド（弊社には©GUNGIと呼ばれるメソッドがございます）を
組織にインストールするだけでも十分効果がでてきますよ(^^)
是非、参考になさってみてくださいね♪
人事コンサルタント
金森秀晃
