突然ですが、映画『マトリックス』といえば!
皆さんはどのようなことを思い浮かべますでしょうか?
緑色の文字が上から下に流れる映像?
大量発生したエージェントスミス?
(当時、コスプレがやや流行りましたよね。笑)
キアヌリーブス演じるネオが弾丸を仰け反りながらよけるシーン?
カンフーアクションに
イケてる女性の代名詞のようなトリニティのバイクアクションなど
見どころ満載の映画で当時社会現象にもなりましたよね。
そして来る2021年12月17日(金)!
マトリックスシリーズ第4作目となる
『マトリックス レザレクションズ』が公開される予定とのこと。
1999年に第1作目が公開されてから
実に20年以上の時を経ての第4作目ということで、
ファンとしては期待と不安が入り混じる思いです。
実は先日、生徒さんともそんなお話をしている中で、
一つ面白い話を伺う機会があったのでここでご紹介したいと思います。
そのお話とは…!?
「仕事の知識がマトリックスをより味わい深いものにしてくれた」
というお話です!
その方は今30代前半で、マトリックス1作目が公開された当時は、
まだ小学生くらいだったそうなのですが、
あの映像イメージなどは鮮明に覚えていたものの、
とりあえずマトリックスの中は現実ではないものというくらいで、
マトリックス上の様々な登場人物やストーリー、メッセージは
よくわからなかったそうです。(そりゃそうですよね!笑)
アクション映画として楽しんだという感じなのでしょうかね!
次に見たのは大学生の頃。
友人とたまたまシリーズを一気見したそうなのですが、
ちょうど就活中だったこともあって、
「自ら決める」ことが重要だというメッセージを感じたそうです。
選択こそが人間らしさなのだということを感じて、
そんなメッセージがあったとは!という感動があったと伺いました。
そして社会人になって数年経ってから、
思い出したようにたまたま見たマトリックス!
またしても新しい発見があったとのことでした。
なんでも社会人になってから、
仕事の関係でIT関連の情報に多々触れていて、
仕方なく(笑)様々な用語や仕組みを学んでいたそうなのですが、
そのおかげで当時はわからなかった
マトリックスの世界観が浮き彫りになって
よりマトリックスを楽しむことができたのだそうです。
・アーキテクト(システムの設計者)
・バックドア(秘密裏に入るシステムのお勝手口のようなもの)
・トレインマン(インターフェイスのようなもの?)
・キーメーカー(暗号解読)
などなど、プログラムを擬人化したような世界観になっているのだと気づき、
物語の本筋が見えやすくなったということでした。
その分、登場人物の葛藤、迷いがより鮮明になったのだとか!
その生徒さんも、元々は仕事は仕事、プライベートはプライベートでと
プライベートの時に仕事のことは考えたくない主義だったそうなのですが、
仕事の学びがプライベートをより深く楽しむことに繋がるという経験を経て、
「しっかり休むのは大事だけど、なんかばっつり分ける必要もないのかも」
という気持ちになったのだそうです。
確かにその生徒さんのように、
仕事を使って人生を豊かにするスキルをたくさん獲得して、
限りある人生をエンジョイしていきたいですよね♪
良い映画は、見るたびにたくさんの発見があっていいですね。
皆さんのお勧め映画などあればぜひコメントなどで教えてください♪
人事コンサルタント
金森秀晃