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視点を育む

視点を育む

法人様から1~3年目の課題として特に「3年目社員の育成・活性化」に対しての施策を検討したいとの声は根強く上がっています。
理由としてはリーダーに対する固定概念から、「リーダーになりたくない」と考える若手社員が多いというのが挙げられます。

実際、研修等でリーダーのイメージを尋ねると
「周りを引っ張ることができる」
「カリスマ性がある」人物だと捉える傾向があるように思います。
一方で、人事や事業責任者が考えるリーダーは、みんなで助け合い・協力する「全員発揮型のリーダーシップ」を掲げることが多いのではないでしょうか。
若手社員の、リーダー像に対する固定概念を是正することも一つの課題です。

上記から若手スタッフが悩んでいることをまとめると・・・
・組織をまとめる経験が不足しているため、上司の観点が分からず、何を把握すればいいのか分からない
・報連相をとる意味と中身のイメージがつかない
・上司が何をしたいのかわからないため、何を提案すればいいのかわからない
このようなことになります。
いわゆる”食わず嫌い”のような状態ですね(;^ω^)

上司側からすると、自分から積極的に働きかけをして欲しいところですが、
本日は3年目までの若手スタッフにリーダー視点を持たせる方法を共有したいと思います!

手法は様々あるのですが、特に抑えておきたいポイントは
自分とチームの固定観念に向き合うということです。
どういうことかと言うと内容問わず、行動に対して得られた結果を向き合わせる材料にしてしまいます。
自分の固定観点に気付かせて、上司やチームに期待されていることと自分の認識のギャップに気付かせることができます。

例えば、上司からもっと共有が欲しかったと伝え、そうなった背後要因を考えさせる。

部下である自分の役割は与えられた仕事をすることだと捉え、上司や先輩に情報共有は必要ないと捉えていた。
と認識のギャップに気づかせるという流れになります。

これらを繰り返すことで部下はリーダー求められていることが徐々に理解できるようになり、
リーダーという役割に対してのマイナスイメージを払拭することができます。
徐々に”食わず嫌い”を解消、です!(^O^)

もしかしたら無意識になさっているかもしれませんが
改めて意図的に実施する際の参考になりましたら幸いです!

人事コンサルタント
金森秀晃

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