仕事をしていて”苦手だな・・・”
と感じることがあったらどうしていますか?
仕事なんだから!と自分の苦手な物にも正面から向き合って、
ちょっと無理をしてでも苦手なところを克服しようとするあまり、ひとりで抱え込んでしまう・・・
という方も少なくないかもしれませんね。
管理職研修の受講者の中でも
数年前からビジネス書などでも言われるようになっている、
”自分の得意なことを徹底的にやり、苦手なことはやらない(人に頼む)”
というのを実践しようとしたことがあるんです、というお話をよく伺います。
どうだったかを聞いてみると、
空気を読んでできるだけ自分ででやろうとする
ゼネラリスト思考の傾向が日本ではまだ根強く残っていることもあってか、
「現実問題なかなかハードルが高いですよね。
頼んだ人にも仕事があるし、ちょっと申し訳なくて・・・」
という方も(´Д`)
とは言っても、苦手なものを抱え込み続けても
結果が伴わないのでは本末転倒になってしまいます。
そこで今回は、このようなお話が出たときに、
私がよくお伝えするポイントをお伝えしたいと思います!
それは”相手が得意だと思うことを頼む”というものです。
他の人と接していて、この人これが得意なんだろうな
と感じる時は、自分のパフォーマンスややっているときのテンション
(楽しそうにラクラクやっているのか、頭を悩ませながらやっているのかなど)
と無意識に比較していることが多いものだと思います。
相手が得意なことを頼むことは
その人を活かすことにもなりますし、
自分自身も物事を推進することができますよね。
ちょっとした発想の転換ですが、
頼む時のハードルも下がりますし、
相手の良さを探す習慣も磨かれて
仕事をするのがラクになると思います。
ぜひトライなさってみてください!
人事コンサルタント
金森 秀晃